取調室 静かなる死闘 (祥伝社文庫)
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取調室 静かなる死闘 (祥伝社文庫) / 感想・レビュー
もも
笹沢左保さん、何冊か読んでいたので、面白そうと思い読み始めました。最後の方になって、あれ、もしかして時代が古い?と初めて気付きました。心理戦なので地味ですが、面白かったです。
2021/07/04
コチ吉
地味であり犯人も決して狡知にたけた悪魔の如き人物というわけでもない。犯人しか知り得ない事実が突破口になるというのはある意味定石とも言える。気軽に刑事と犯人との心理的な駆け引きを楽しむ作品だろう。
2021/08/26
まぶぜたろう
自供を迫る刑事と犯人の対決。取調室を舞台にした刑事モノの嚆矢と、山田正紀は激賞する。確かに、この形式を生み出したことに敬意は表するが、それが新味を失った現在にあっては、ただトリックの貧しさだけが際立つ。トリックのしょぼさを糊塗するために、形式を編み出したとさえ思う。■デビュー作「招かれざる客」の素晴らしさゆえに笹川佐保を読んではきたが、「招かれざる客」を超えるものはなかった。ミステリーへの偏愛は感じられるんだけど…。(○○○)
2022/05/12
レコモコ
とっかかりはとても状況がわかりやすくてすんなり入れた、取調室の攻防は面白かった
2024/01/05
kankan
何となく手に取った本だけど、まあまあかな。 取調が主だから、なんとなく想像はついた。
2022/01/19
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