手塚治虫語辞典: 豊富な原画と470項目で読み解く手塚ワールドの真髄
ジャンル
手塚治虫語辞典: 豊富な原画と470項目で読み解く手塚ワールドの真髄 / 感想・レビュー
keroppi
手塚治虫の作品、キャラクター、実際に関わりのあった人物たち、場所、漫画用語、等が、あいうえお順に、四段組で綴られる。まさに手塚治虫辞典。ただ、全ての作品が語られる訳ではないし、時系列でない解説は、かなり手塚治虫を知ってないと分かりづらいかもしれない。手塚治虫を読みまくっていて、かなりの影響を受けている私にとっては、手塚治虫の多面性も見えてきて面白かった。作品の画像が多いのも嬉しい。巻末の手塚るみ子さんとの対談で、手塚治虫の暴力性や残虐性、女性観について語られているのも興味深かった。
2024/01/27
スコットレック
本書は作品タイトル、漫画の登場人物、手塚治虫自身と関わった人達etc。漫画の神様・手塚治虫の用語集。辞典形式ですが手塚漫画の絵もふんだんに掲載されているので堅苦しくはないはず。 手塚治虫の名前は名前は知っていても、あまりにも膨大な作品の数々に尻込みしてしまう、なかなか触れる機会がなかった等で手塚漫画を読んだことがない人もいるはず。(自分も火の鳥とブラックジャック以外読んだことがない) あまりにも膨大で壮大な手塚ワールド。しかしまずはその世界に飛び込んでみる。本書はそのきっかけをくれる良書だと思います。
2024/02/10
必殺!パート仕事人
辞典の項目を一つ一つ読むほどには好きではなくなっていました。が、持っている間表紙のブラックジャック&ピノコの絵に癒されていました。所々に付記された竹内氏の分析が興味深かったです。プライベートの紛争や焚書事件が作品に影響していること、書いてある内容が「盛って」あったのでは?ということなど。作品の解説だけでなく、関係があった人物の紹介も。たまたま安彦良和氏の画集を読んでいたので参考になりました。
2024/02/23
アスワンハイダム
かなり手間と時間がかかった一冊と思われますが、辞典なので読んでいてすごく面白い、という訳でもない。
2024/01/24
感想・レビューをもっと見る