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アンリ・カルティエ=ブレッソン(ポケットフォト)

アンリ・カルティエ=ブレッソン(ポケットフォト)

アンリ・カルティエ=ブレッソン(ポケットフォト)

作家
アンリ・カルティエ=ブレッソン
岩澤 雅利
出版社
創元社
発売日
2010-05-20
ISBN
9784422700816
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アンリ・カルティエ=ブレッソン(ポケットフォト) / 感想・レビュー

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Kei Kikuchi

アンリ・カルティエ=ブレッソンの写真は語りかけてきます。被写体が雄弁に語るときを切り取り、その言葉もともに印画紙に焼き付けます。これほど雄弁な写真を他には知りません。彼の写真は画面いっぱいの驚きに満ちています。モチーフの組み合わせやその構図に鑑賞者の眼は釘付けになります。そしてそこに寄り添っているのがユーモアで、緊張をほぐして微笑みをくれるユーモアは芸術家のサービスでしょうか。持ち運びの容易なライカはカルティエ=ブレッソンに時間と空間を与え、それを使って彼は写真の世界を大きく広げたのです。

2016/04/29

おおた

写真という芸術の世界に興味がない人ほど見ておくべき写真家がアンリ・カルティエ=ブレッソン。世界を止めるような写真を撮る人で、躍動感を留める力は唯一無二。人の呼吸さえ奪うかのよう。シベリアからインドまであらゆるところを回って、人々を止める。ここまで人を止められるのなら、写真という長方形の永遠があると信じられる。現実からイメージを喚起させるのが写真なのだと突きつける一冊。

2016/08/15

HoneyBEE

ポストカードのような素敵な一瞬を収めた写真集。路地裏のねことおじさんの対話してそうな一瞬、ぼくがビンを両手ににこやかにしている一瞬、瓦礫や木くずスプラッタから湯気のような煙のようなのが立ち上る一瞬。どれも物語がある写真ばかりで、街並みの会話や賑わいが聞こえてきそう。

2013/01/31

そのじつ

B6サイズの写真集。ポストカード感覚で気楽に眺められる。あの有名な、水たまりの上を跳躍する男の一瞬を切り取った「サン=ラザール駅裏」も収録。私が気に入ったのは「マルヌ河畔で フランス 1938年」。まるまると肉付きの良い背中をこちらに向けた男女4人(とひざに乗ったおかっぱの子ども)が、一様に画面奥を流れている川面を眺め、食い、飲む様が写し出されている。食事もワインはほぼ食べ尽くされ、気怠く満足げな雰囲気がただよっている。

2012/07/20

うた

カメラを手にするようになって、初めて気づくこの見事さ。遠い過去のはずなのに、手を伸ばせば届きそうな距離感。

2012/12/03

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