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ブッダが教える 執着の捨て方 (だいわ文庫 B 176-4)

ブッダが教える 執着の捨て方 (だいわ文庫 B 176-4)

ブッダが教える 執着の捨て方 (だいわ文庫 B 176-4)

作家
アルボムッレ・スマナサーラ
出版社
大和書房
発売日
2017-10-12
ISBN
9784479306757
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ブッダが教える 執着の捨て方 (だいわ文庫 B 176-4) / 感想・レビュー

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ちゃとら

この人の本は読み易いが、じっくり考えると難しい。習慣に囚われるのはよくない。執着はよくない。自我を手離す。解脱する。感情論ではなく、あくまでもシステマティックにとらえているところが、日本の仏教と違うところなのか。無神論者の多い日本の葬儀の語りなど、かなり面白かった。

2019/03/19

KAKAPO

「あなたが必死にしがみついているものは何ですか?社会的地位です?お金ですか?家族ですか?それとも、仕事でしょうか?世間からの称賛でしょうか?若さでしょうか?」私は、もうそんなものは、とっくに諦めたつもりでしたけど、自分の考え、自分に対する愛着も「欲」であるとするならば、年々しがみつく強さが増しているような気がします。「いかなる悩み苦しみであっても、不平不満であっても、愚痴であっても、私(自我)があるから起こるのです」と言われてしまうと、「仰る通りだと思います」と言わざるを得ません。さて、どうやって捨てる?

2018/12/04

booklight

安定のスマナサーラ氏。執着は4つ。①欲(五欲:眼、耳、鼻、舌、肌の感覚から生まれる)②見解(自分の意見)③儀式・儀礼(習慣)④我論(自分はいる)。この欲にこだわると執着が生まれる。①の執着を捨てるには「サマタ瞑想(集中により五感が遠のきログアウト状態になり、幸福感が感じられる)」。②③④の執着を捨てるにはありのままに観察する「ヴィパッサナー瞑想(自我の錯覚に気づく)」。そしてそんなことはなかなかできないけど、今すぐできて今現在幸せなことに気づく「慈悲の瞑想」。色々な角度から仏教・瞑想を確かめられた。

2021/11/27

西

自分が執着していること、それにより知らず苦しめられていることに気付いたのは最近。物への執着はそれほどでもないが、自分の意見、我論を手放すことの意味に気付かされる。自由であるということの本当の意味。瞑想を自分の生活の中にも取り入れたいと思う

2018/04/28

みこよこ

執着を手放せばラクに生きられるのか。執着とは何なのか。どうすれば今の気持ちと折り合いをつけらるのか、毎日浮き沈みしながら生活している。 死別の悲しみはその人に対する執着なのか、だとしたら、どのようにして執着を捨てるのか。そもそも、自分は悲しみに沈むべきなのではないのか、自分がラクになりたいと思うのは逃げているのではないのか…。 儀式や習慣も執着と言われてしまうと、どのように生きていけばいいのか混乱してしまいます。

2020/12/11

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