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百合子さんは何色―武田百合子への旅 (ちくま文庫 む 4-2)

百合子さんは何色―武田百合子への旅 (ちくま文庫 む 4-2)

百合子さんは何色―武田百合子への旅 (ちくま文庫 む 4-2)

作家
村松友視
出版社
筑摩書房
発売日
1997-12-01
ISBN
9784480033390
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百合子さんは何色―武田百合子への旅 (ちくま文庫 む 4-2) / 感想・レビュー

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ぞしま

在りし日の武田百合子さんの書いた詩や、手紙が読める、もうそれだけで素敵な本、ファンならば必読かも。かたや、こういった本はどうしてもスキャンダラスになりがちで、まぁまだ良心的な書かれ方なのだろうか。泰淳、百合子夫妻は、夫婦の理想の一つだと、つくづく思う。

2015/03/03

量甘

百合子さんの若かりし頃のエピソードや学生時代の詩を読むことができた。著者が辿り着いた「詩人の魂」に触れ、また新たな視点で百合子さんの作品を読み返したくなる。表紙のブローチが印象的。

2020/12/15

ハチ(=^・^=)

武田泰淳が百合子さんと出会えたことは、本当に幸せなことだったと思います。彼は、百合子さんが1回に留まらなかった堕胎を抵抗せずに行ったこと、その心の奥の思いを少しでも分かっていたのでしょうか。百合子さんの闇は、恐ろしく深くて広い。だからこそ邪気を持つ必要がなかった、そして何もかもを受け入れられていた、そんな感じがしました。僭越ながら、百合子さんのような女性になりたい。とてもなれそうにもないけれど、こんな素敵な女性がいたんだよということが、女の素晴らしい可能性を示してくれて、勇気となりました。

2015/10/17

Mandragoremi

著者のスタイルは少し俗っぽく、時代を感じる箇所も多々あったけれど、百合子さんの人生を改めてざっくり知ることが出来、また、彼女の全作品を読み直そうと思っていたところなので、新たな読み方、視点を得られたように思い、◎

2019/01/19

pittama

美しい酒が凍るのは きつとこんな夜かもしれない

2014/11/09

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