古本でお散歩 (ちくま文庫 お 34-1)
古本でお散歩 (ちくま文庫 お 34-1) / 感想・レビュー
akira
「本は人生のおやつです」さん堂島最終訪問にて購入。 同店で買ったブックカバーもおろしていい感じに読めた。以前も古本本で楽しめた著者だが今回も非常によい。なんだか読書してるのに古本趣味がないのは何割か損してるような気もしてくる。 へぇーと声が出るほど感心した一節。写真はなんとなく街中よりも自然を撮りたくなる。街中は建物にせよ走ってる車にせよ、写っているもので時代がなんとなくわかる。だが自然はわからないもんだなと。ある種、時代考証では街中の何気ない風景にも価値があるなと。 「自然の景色には時代性が出ない」
2021/12/16
ふろんた
2001年出版。この時代の古本屋さんは入るのに勇気がいりそう。古書店情報も今と全く違う。ちょうど西荻に音羽館が開店した年か。古本探しはいろんな店を巡ることになるというのがよくわかります。
2014/04/03
こかち
古本市の季節です。というわけで、気分盛り上げ&少々お勉強をば…と思い読んでみました。まったく古本好きという種族は業が深いですね!私は本は読めればいい、好きな本には囲まれていたいけどコレクションという気持ちはない…というタイプなので、理解はできないけど、古本好きの生態を興味深く読みました。中身を読まなくても買いたい、集めたいって、もうズブズブの中毒ですね。でも、ハマったら楽しいんだろうなぁ。
2016/10/23
やまゆ
全国の古本屋さんはみんなこの人の知り合いか、と思ってしまうほどの古本フリーク。古本に関してはこの人の言うことは間違いないと、個人的に脱帽してます。黒っぽい本ただ集めてるとは言いつつ、文化的考察もなかなかスルドイ。
2013/01/06
おらひらお
2001年初版。かなりマニアックな話ですが、古本を本当に楽しんでいることがわかる一冊です。家族の理解がないとやっていけない生活ですね。
2012/05/20
感想・レビューをもっと見る