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不敬文学論序説 (ちくま学芸文庫 ワ 9-1)

不敬文学論序説 (ちくま学芸文庫 ワ 9-1)

不敬文学論序説 (ちくま学芸文庫 ワ 9-1)

作家
渡部直己
出版社
筑摩書房
発売日
2006-02-01
ISBN
9784480089632
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不敬文学論序説 (ちくま学芸文庫 ワ 9-1) / 感想・レビュー

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*天皇小説論*天皇ネタの小説読解の為読了。『何ものかを問題(テーマ)にする際の鉄則は、その対象を具体的に描くことにある』。賛否は別として、天皇・皇族を作中人物として描く小説(天皇小説)。今尚、文学風土にわだかまる諸問題を刎出する力作(紹介文・他より)――さて、天皇小説である。勿論、様々な賛否両論は社会的にお有りだと思います。だが、天皇・皇族を小説の登場人物として登場させるこれらの小説作品は既に多数存在しています。 ⇒続き 

2013/11/09

Miss.W.Shadow

再読。山手線をグルグル回って中心に何もないとか、出雲大社の真ん中に何もないとか、そういうのって英語で言うとBeat around the bushっていうんだよって冗談を当時は言ってたなw

2011/11/03

トックン

ブンガクの無力感。<大逆事件>をメルクマールにして漱石の『こころ』のKを天皇Kingと幸徳秋水のイニシャルと読み込むことで不敬文学の系譜へと位置づける。ただ、この経脈はプロ文崩壊後(昭和30年代)私小説へと流れ込み、タブーは不可視のものとされる。サブ文学の探偵小説も自然主義的描写(長谷川天渓を乱歩は同士とする)に凝ることで私小説と大差なし。戦後、大江や阿部和重(『シンセミア』の田宮家=天皇家)に不敬は受け継がれるも、天皇家のホームビデオの登場の前には無力となる。

2017/06/25

ぺてん師

明治期から現代における天皇をめぐる小説を軸に。 タイトルの通り。

ヤマニシ

黙説法としての天皇小説

2020/08/27

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