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既にそこにあるもの (ちくま文庫 お 46-1)

既にそこにあるもの (ちくま文庫 お 46-1)

既にそこにあるもの (ちくま文庫 お 46-1)

作家
大竹伸朗
出版社
筑摩書房
発売日
2005-04-06
ISBN
9784480420497
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既にそこにあるもの (ちくま文庫 お 46-1) / 感想・レビュー

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i-miya

2011.08.08  (カバー)  現代美術の閉塞を打破し続ける画家、大竹伸朗の20年間のエッセイ。次の作品へと駆り立てる衝動の正体。「既にそこにあるもの」の不敵な挑戦。(大竹伸朗)  1955、東京生まれ。1982、国内、1985ロンドンで初個展。

2011/08/08

i-miya

2013.07.30(読んだわけではありません、日経新聞夕刊文化、2013.07.30) (大阪文化担当・田村広済)(見出1=大竹伸朗、香川で3つの展覧会) (見出2=イメージの連鎖と増殖) (写真説明1=「女根/めこん」を前に、高松市女木町) (写真説明2=モンシェリー:自画像としてのスクラップ小屋(丸亀市)) 大きく変貌した大竹、4ヶ月の内に。 その後もずっと手を入れていた大竹。 女木島。 フェリーで高松から20分、休校中の小学校中庭、そびえたつ。 

2013/07/30

kuukazoo

昨年観た展覧会そのもののような1冊で、あちこちの媒体に書いたもの、未発表エッセイ、版画など「寄せ集め」=スクラップブック的面白さ、アートと俗/雑のせめぎあいの混沌、なんだが、短いエッセイばかりなのに読んでも読んでも終わらない(笑)。作品を観たからこそ楽しく読めたというのもあった。「既にそこにあるもの」は自分の外側にも内側にもあるんだなぁ。

2023/02/17

MO

大竹さんが何を思っているのかをエッセイで綴っている。メチャクチャ面白かった。エッセイストが気の利いたことで読者を獲得するのとは違って、大竹さんの内面世界に魅了される感じ。それでも大竹さんが美術家・エッセイストとかならないし、大竹さんのエッセイが大好きです、みたいな人を見ないのは、矢張り美術、それも創作をする経験をする人たちが圧倒的に少ないのだろうと思いました。だから彼の思うことに共感が難しいのではなかろうか。

2022/05/22

長岡紅蓮

バースデー文庫で発見。ふりむけば便所(頁57〜60)で書かれているエピソードが面白い。人にとっては大切な作品だとしても、他の人にとっては単なるゴミ。そこに何を感じ取れるかが大事なのだと。

2018/05/06

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