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教科書の詩をよみかえす (ちくま文庫 か 4-3)

教科書の詩をよみかえす (ちくま文庫 か 4-3)

教科書の詩をよみかえす (ちくま文庫 か 4-3)

作家
川崎洋
出版社
筑摩書房
発売日
2011-03-09
ISBN
9784480428028
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教科書の詩をよみかえす (ちくま文庫 か 4-3) / 感想・レビュー

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佐島楓

教科書に載っていて読んだかまでは失念してしまったが、私が知っていて収録されている詩はほんの三篇ほど。その代わり、素晴らしい詩にたくさん出会えた。川崎さんは戦争体験者でいらっしゃるので、戦争関連の詩もある。特に「生ましめんかな」は何度かほかの本で読ませていただいたが、やはり衝撃であった。日本語の奥深さ、とても好きだ。

2012/09/01

りえこ

もっと馴染みのある詩がたくさんあるかと思ったのですが、私にとっては馴染みのある詩はほとんど載っていませんでした。

2012/07/03

メタボン

☆☆ 中原中也はやはり独特の感性を持っていたんだなと思う。合間合間の著者の感想・イメージはちょっと独断的な感じがしてしまった。やはり詩は「自分で感じる」ことが一番。

2013/08/14

いくっち@読書リハビリ中

声に出して読みたい日本語の形。様々な時代の詩が掲載され、その時代や作者の心情などを著者が解説している。室生犀星の「小景異情」にはそんな背景があったのか。原子爆弾秘話「生ましめんかな」の中には短い詩の中に日本人の原点が感じ取れます。松井啓子さんの「胎生」が印象的。

2011/05/06

壱萬弐仟縁

石垣りんの「峠」(12ページ~)は、クネクネした苔むす崖のある、過疎地の印象がある。峠にもいろいろあり、頂上からの素晴らしさ眺めがクネクネした過程を反映している。人生も峠に喩えられようか。今は、峠道の旧国道の河畔でこれを書いている。日本には学習指導要領という枠組みからは高校までの教育ははみ出ることを嫌う傾向にある。教科書検定制度の教える側の個性を脱色した無難だが思い出になれない授業もある。自戒を込めてだが、教科書の基準は指導要領の内容を踏まえた内容だから、厳選された詩。載らない検定外の詩は数多いだろうから

2012/08/13

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