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10の奇妙な話 (創元推理文庫 F シ 10-1)

10の奇妙な話 (創元推理文庫 F シ 10-1)

10の奇妙な話 (創元推理文庫 F シ 10-1)

作家
ミック・ジャクソン
田内志文
出版社
東京創元社
発売日
2022-01-19
ISBN
9784488594039
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10の奇妙な話 (創元推理文庫 F シ 10-1) / 感想・レビュー

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アナーキー靴下

タイトルや表紙絵からブラックな短編集を想像して購入したが、帯に書いてある「みんな奇妙で、愛おしい。」がぴったり当てはまる一冊で、これはこれで大満足。「奇妙」と一口に言っても色々な奇妙があるが、この本の短編はどれも、筋書き的には奇抜で予測もつかないようなエキセントリックな奇妙。しかし登場人物の心情、機微が描かれることで、どこか期待通りの展開のような、不思議な安堵感がもたらされる。何らかの形で欲しいものを手に入れた登場人物を見て、因果関係の存在にホッとするのだ。【GWだよ全員集合!奇妙な味海外読書会’22】

2022/05/01

keroppi

【GWだよ全員集合!奇妙な味海外読書会’22】なんといっても、この表紙の絵に惹かれた。10の話が収められているが、それぞれにも挿画があり、それが奇妙な味わいをさらに引き立てといる。原題が「10編の哀れな物語」というようにどこか物悲しい。「地下をゆく舟」は、42年働いて定年退職した男が主人公で、今の私自身にも近いところがあり、心に響いた。日常と異常の境界線を越えていく、このような話たち、好きだ。

2022/04/29

ゆのん

ゾッとなる、切なくなる、ニヤッとしてしまう。でもこれ全部奇妙な物語。10の奇妙な話に登場する味のある奇妙な人々。現実ではあり得ない様な物語でありながら、実は起こり得るのではと感じさせる。奇妙な話の背景にある孤独や、根拠も無いのに大きくなる噂や、寂しさから何かに固執する、親子の気持ちのすれ違いなどなど。一つ一つの話を読み終わる度によくよく考えると奇妙な出来事は案外自分の側にあるのかもしれない。この作品のもう一つの魅力が表紙の絵と扉絵だ。私の大好きなデイヴィッド・ロバーツが手掛けている。

2022/01/29

こら

読友さんが絶賛されていたので手に取りました。いやぁ、全編タイトル通りの奇妙なお話で好みにどストライク!どれも、ちょっと変わってるけど、どこにも居そうな登場人物たちが繰り広げる行動に、ワクワク満載で満足。大事件じゃないけど、ストーリーテリングが巧みなので、自分もこうするかな?ってあるある!の親近感がわきます。ブキミで可愛らしいイラストも内容と相まってGOOD🎵

2022/05/14

マリリン

着想が面白く絶妙の味わい。アドリブの世界。以下10作品の表題を並べると...ビアース姉妹、眠れる少年、地下をゆく舟、蝶の修理屋、隠者求む、宇宙人にさらわれた、骨あつめの娘、もはや跡形もなく、川を渡る、ボタン泥棒... 著者は20代にロックバンドで活躍。作風が好みだし、作者の生きてきた軌跡を感じる面白さ。特に印象深く、こう来たか! という感があったのは「地下を行く舟」と「川を渡る」。「蝶の修理屋」等々は金子薫や安部公房の作品を想ったり愉しい読書になった。【GWだよ全員集合!奇妙な味海外読書会’22】参加

2022/05/07

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