株主間契約・合弁契約の実務
株主間契約・合弁契約の実務 / 感想・レビュー
ちくわ
株主間契約・合弁契約の実務書。本書の構成としては、株主間契約等の位置づけ、具体的な条項の解説、取引類型ごとの留意点という形をとっている。位置づけに関しては、会社法のデフォルトルールとの差異を強調して書いており、会社法との関係性がわかりやすい。また、具体的な条項に関しては、会計上の論点との関係も記載されており、単なる法的な解釈論にとどまらない解説になっている。この分野については類書もあるけども、類書と比較すると理論に拠りすぎない印象で、まずはこの本から読むとイメージを掴みやすいように感じた。
2021/12/14
つー
JVAについて理解を深めるとっかかりとして適している。海外におけるJVAについても、もう少し詳しい説明があればなお良かった。田中亘『会社・株主間契約の理論と実務』がよく参照されていたので、更に詳しく理解したい場合は同書に進むのが良さそう。
2022/10/02
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