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社会を変える仕事をしよう

社会を変える仕事をしよう

社会を変える仕事をしよう

作家
佐野章二
出版社
日本実業出版社
発売日
2013-06-22
ISBN
9784534050915
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ジャンル

社会を変える仕事をしよう / 感想・レビュー

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Sakie

『まず仕事をしようじゃないか』。ビッグイシュー日本は、「ホームレスという境遇になってしまった人」に自力で路上を抜け出すチャンスを提供する社会的企業である。社会的企業は、NPO団体とは取り組む社会問題が同じでも、運営の判断基準が違ってくるという。その設立者やスタッフ、ボランティアの言葉を集めた本書で、組織の成り立ちや理念を知ることができる。私は「ビッグイシュー」を読むのが好きで、都会に出た折に買ったものだったが、コロナ禍で販売者の売上げは激減しているという。これを機に私はにっこり応援会員になることにした。

2020/12/25

吟遊

1巻目の『ビッグイシューの挑戦』後に出た2冊目。本の方向性は似ていて、ビッグイシューの紹介や具体例だが、2冊目の方がより、一般的に社会問題解決のための枠組み(NPOか会社か、社会的排除と包摂とは、など)を扱う。あえて一冊だけ読むなら、情熱と具体性の高い1冊目を勧める。

2016/05/25

Teppei Tsujiyama

最近、何度か偽善者と言われたので、喧嘩を売っていました。営業としては売るものを間違えないようにします。佐野さんのような方は批判や、無責任なアドバイスをもっと沢山受けたと思います。無力な自分を自覚。色々と心に残っている部分がありますが、日本実業出版社から販売されているのも良いことだと思います。以下目次から「プラスチックワードではなく、『自分の生きた言葉』で語る」「求められるのは、他者の痛みを我が痛みのように感じる能力」「社会的排除という問題は、私の、あなたの問題」

2014/04/25

ひろ☆

ホームレスが販売しているビッグイシュー。300円の雑誌10冊を無料で提供し、その元手で以後1冊140円で仕入れてもらう。160円が販売する人の利益。

2013/08/21

どら猫さとっち

創刊から10年、これまでの仕事や活動を振り返って、社会を支える仕事とは何かを考える一冊。一見ビジネス書ではあるが、社会的弱者でもともに生きていけるにはどうしたらいいかをも考えさせられる。僕はビッグイシューが好きで、ボランティアにもなったが、微力ながら組織を支え、社会をも支えているということが、実は社会には必要な要素ではないか。ビッグイシューを好きで良かったと心から思う名著である。同じ著者の『ビッグイシューの挑戦』(講談社)とあわせて読んでおきたい。

2013/07/02

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