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[ヴィジュアル版]ゴシック全書

[ヴィジュアル版]ゴシック全書

[ヴィジュアル版]ゴシック全書

作家
ロジャー・ラックハースト
巽孝之
大槻 敦子
出版社
原書房
発売日
2022-09-26
ISBN
9784562071883
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[ヴィジュアル版]ゴシック全書 / 感想・レビュー

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たまきら

新刊コーナーから。ゴシック建築の本にしてはホラーじみてるけど…と手に取ったら、「ゴシック」という言葉が独り歩きし、気づけば世界中で「暗黒的」というイメージを感じさせる言葉となっている…という包括的な一冊でした。建築では原爆ドームが、形なきものではオクサレ様やぬっぺらぼうが登場し、親日性もあるんです。あるんですが、世界的にも人気があるゴシックロリータへの視点が抜けていてちょっとがっかり。せめてビートルジュースとか、ティム・バートンの映画ぐらい紹介されていてもいいと思うんだけどなあ…。

2022/11/02

あっちゃん

序文の後にいきなり映画メッセージのビジュアルが(笑)ゴシックといえば映画あるある小説あるある建築あるあるゲームあ…?パックマンまで?( ̄▽ ̄)

2023/05/25

那由多

建築、地勢、方位、怪物の四つからゴシックとは何か?に迫る。ゴシックの定義が思ってた以上に広範囲に及んでいる。映画もたくさん紹介されてて、観たいのが増えた。

2022/12/23

ようへい

よくわからないけど何か不気味なもの、はっきりしない曖昧な境界に、恐怖に励起される強烈なイマジネーションが存在する。時の経過と空間の往来によりゴシックはあらゆるものに取り込まれ、程よく馴染んでそのものだけを抽象化することが難しくなっている。ゴシックって何?と聞かれたら、こんな感じと答えるしかない。物置の奥に押し込まれた一番下の段ボール箱、誰からもらったかわからないラベルのない缶詰、掃除機が届かないベッドと壁の隙間、「呪怨の声」のような音がする家鳴り、何故か映りの悪いテレビ東京。我が家のゴシック。

2022/11/25

Rieko Ito

取り上げられているものはすごく広い。こんなものもゴシックなの?と思うものも、なぜ載っていない?と思うものもあるが、それは仕方がない。図像を楽しみながら、多様な恐怖表現の拠ってくるところについて考えさせられる。

2023/04/08

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