シンキロウプロジェクト
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シンキロウプロジェクト / 感想・レビュー
鑑真@本の虫
社会風刺やブラックユーモアを織り混ぜたボーカロイド楽曲を作り、コアなファンを有するほぼ日Pの描く音楽小説。 タイトルからして例のアレを揶揄する内容かと勘繰っていたが、読んでみるとなかなかに骨太な業界モノで吃驚。 物語は、バンド解散でニート生活を送る主人公・新が、母の紹介をきっかけに音楽会社のボカロプロジェクトに参加するというもの。 全体としてバンド事情やボカロPに関して、音楽業界のイマ、ひいては音楽とは何かについて問いかける内容で、音楽も嗜む身としては読んでいて身につまされる部分もある。 →続く
2015/02/23
なぎ
ほぼ日Pさんだからどんなものだろうと不安に思っていましたが案外普通のラノベで安心しました。…まあ、んん?って思うようなネタとかは多少ありましたが。メタ発言もあって、やっぱこういうところはそんなものかなあとか思ったり。内容は、業界について本当によく知れて現実が突き付けられます。ボカロ業界のみならず、音楽業界全体での事としてもこれは大きく学べます。ストーリーとしても割りと面白いですし、満足です。
2013/11/06
塩焼きそば
図書館本。ボカロPの裏事情がわかってよかった。文章も意外と読みやすくまとまっていた。
2014/07/08
白雨
図書室でおすすめされていたので読んでみました。音楽作成というテーマ通してネット上の様子、問題などをリアルに書いていると思いました。話の内容も面白く、興味深いですが、それ以上にボーカロイドを使った音楽作成、ボカロPや絵師、歌い手など、現在のネット文化をより深く理解できる今までにない小説だと感じます。
2014/04/29
トマティー
ほぼ日Pさんの曲を聞いて。文章は思ってたよりも読みやすくて話もまとまっていたと思います。何というか予想外に面白かったです。表紙もいい感じで買って後悔はなかったです。
2013/12/14
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