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ささやき山の秘密

ささやき山の秘密

ささやき山の秘密

作家
ジョーン・エイケン
パット・マリアット
越智道雄
出版社
冨山房
発売日
1978-02-15
ISBN
9784572004321
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ささやき山の秘密 / 感想・レビュー

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ささ

出だしが秀逸です。何かが起こりそうな予感いっぱいの始まりからすぐ物語に引き込まれます。  少年と少女、何か秘密のありそうな古い道具、大きな城の地下牢、冒険の予感とくれば、わくわくせずにはいられません(≧∀≦)。そして期待を裏切らず、息もつかせぬ展開で波乱万丈の大冒険にいざなってくれます。 続き https://kodomonohonnnomori.hatenablog.com/entry/2019/03/04/111326

2019/03/04

ヴェルナーの日記

さすがジョーン・エイケンの作品で伝説のテイルツーの竪琴をめぐる物語。エンターテイメント性に富み、スリルとサスペンス溢れた作品になっている。読者を話に引き込む手法は逸品で、それぞれの人物の性格がしっかりと完成されていてブレがなく、とても個性的に描かれている。 ただ、翻訳のうえから言えば、皇太子のジョージ(後のジョージ4世)が関西弁というのは、いかがなものか(いくらウェールズ訛りがあるといっても…)!?あと悪党のビルクとプリグマンが江戸っ子の口調は愛嬌??でも、架空のイギリスが舞台なのでアリかも……。

2013/05/07

ocean

同じ作者の「ダイドーの冒険」シリーズと同じ時代、世界設定のようで、19世紀前半の、実際の歴史とは若干異なった世界を舞台にした物語。「ダイドー」シリーズにはわりと荒唐無稽で大仕掛けなものが多いのに対し、この作品はよりリアルな冒険小説となっています。主人公の少年は不良グループにいじめられ、こそ泥に誘拐され、祖父からは愛想を尽かされ、と散々な目に遭いながらも町の宝である竪琴を護ろうと必死に奮闘し、兄妹のような仲のジプシーの少女が時にすれ違いながらも少年を助けます。この少年と少女の活躍がとても爽やかな物語です。

2013/02/20

いるあ

日本にはジプシーというものが来ないイメージがあるため、ジプシーに対する態度が悪すぎるような気がしましたが、もし自分たちのところに異種族が来たらこのような反応をしてしまうのだろうか、と少し考えさせられてしまいました。今まで読んできたエイキンの作品は悪者だけが死ぬという話だったのに、今回は良い人まで…。それでもやっぱりエイキンの作品は好きです。

2011/12/14

むらさめ

ダイドーの冒険のシリーズに記載されていたので読んだけれどダイドーは出てきません。ヒューズ艦長が次の作品に出てくるのでそんな感じで。王様の関西弁、わかるんだけど大阪じゃなくて京都寄りの言葉にすると良かったと思う。王様が話すたびに吉本新喜劇のテーマが聞こえてしまってねぇw

2022/12/02

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