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犬がいた季節 (双葉文庫 い 64-01)

犬がいた季節 (双葉文庫 い 64-01)

犬がいた季節 (双葉文庫 い 64-01)

作家
伊吹有喜
出版社
双葉社
発売日
2024-01-10
ISBN
9784575527179
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犬がいた季節 (双葉文庫 い 64-01) / 感想・レビュー

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ジェンダー

終わり方良いなぁ!新聞でこの作品知っ買って読んだけど買って良かった!時折犬目線で描かれてるのそうやけどその時代その時代の学校の生徒の青春というかその時楽しいことをしていたり時折悲しかったり。いろんな選択をして歳をとっていく。何が正解かはわからないけど自分の中で、悔いの残らない形で楽しめてたら良いのかなぁ!って思う!最後の大輔のおじいちゃんの話が一番考えさせられたかも自分もそういった仕事をしてるからかもしれないけど何をしてあげることが良いんだろう!でも少しでも寄り添い会いに行くことが良いのかなぁって思う!

2024/02/10

H!deking

えっとざっくりいうと、地方にある進学校に迷い込んだストレイドックのコーシローくんと、彼を飼育するために結成されたコーシロー会の面々との触れ合いを描いた、何年にもわたる連作短編集といったところでしょうか。個人的には、うーん難しいな。普通に楽しめたけどなんだろもう一捻り欲しかった気がします。

2024/02/20

ぼっちゃん

【2021年本屋大賞3位作品】文庫で再読。高校に迷い込んだ子犬コーシローが見た、昭和63年から平成11年の18歳の高校生の友情、恋などの描いた青春小説。様々な時代の出来事を合わせて書かれているので、あのことはこんなこともあったなと思い返しながら読めるので、様々な世代にも受ける作品だと思う。初回限定で、単行本ではカーバーに描かれていた光司朗が描いた優花とコーシローのメッセージカード付【サイン本】

2024/01/14

小説を最初に書いた人にありがとう

伊吹作品の良さ全開小説だ。三重の高校で暮らすことになった犬のコーシローと生徒たちの話。年代毎に生徒は代わりながら物語は進む。恋愛、友情、家族との問題、学業、進路、学生時代らしい悩みを持ちながら成長し卒業していく。コーシローはそっと見守る。初代メンバーの優花と光司郎を軸に進む。読んでいて高校時代を思い出し、もっと青春すればよかったと後悔した。犬の目線からも生徒たちへの想いも書かれ、以前飼っていた愛犬も言葉が分かっていたのかもと想い、そこにも涙。伊吹作品を読み終えたときの清々しさは世界を平和にすると思う。

2024/04/17

エドワード

四日市の八稜高校に子犬が迷い込む。生徒たちが校長に申し出て飼育を始める。コーシローと名づけられた犬を通して描く、1989年から2019年までの物語。第1話「めぐる潮の音」が断然胸キュン、美大志望の早瀬光司郎と英語を勉強する塩見優花、お互いの気持ちがわからない青春の息吹、いいなあ!F1グランプリ、阪神淡路大震災、バンドブーム、時代は進んでも、高校生の青春は変わらない。優れた嗅覚で恋心がわかるコーシローだけど、視覚が弱い。「ユウカさんの花の色が見たかった」2001年に世を去る。付録の絵に思わず涙腺崩壊の傑作。

2024/01/27

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