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洋服を着る近代: 帝国の思惑と民族の選択 (サピエンティア 42)

洋服を着る近代: 帝国の思惑と民族の選択 (サピエンティア 42)

洋服を着る近代: 帝国の思惑と民族の選択 (サピエンティア 42)

作家
ロバート・ロス
Robert J. Ross
平田 雅博
出版社
法政大学出版局
発売日
2016-02-08
ISBN
9784588603426
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洋服を着る近代: 帝国の思惑と民族の選択 (サピエンティア 42) / 感想・レビュー

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リョウ・アズナブル大佐

前読んだ「胡椒〜暴虐の世界史〜」的な歴史本は長くて翻訳がめんどくさいけど良書が多いのが特徴。長い歴史があって「ヨーロッパ式の衣服を着る」っていう事が特定の政治的、産業的理由による所が大きかったって事はわかった。結論づけられてるけど、衣服の役割は「慎み、装飾、保護」とあって最初の2つがその中でも重要だと思う。その昔自らの家族の近代性を表す唯一の方法だったから。未来はまた服装じゃない形でグローバリゼーションするんだろうな。そーいや今自分が日本人であるっていうわかり易いアイデンティティはなんだろ。。

2016/10/27

Masako3

★☆☆ どうして各国元首は画一的なスーツ、欧州由来の伝統服を着るようになったのか、を世界的な規模で記述する力作。和蘭陀の歴史学者による。要は、産業革命による大量生産が可能となった欧米列強が、場合によっては強要し、様々なケースを経て受容してきた歴史なのだ。日本はそれらに憧れ、トップダウンで自ら変更した特徴を持つ。

2016/06/11

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