数学嫌いのための社会統計学〔第2版〕
数学嫌いのための社会統計学〔第2版〕 / 感想・レビュー
とーる
「わかる!○○」や「すっきり!○○」のように、文章やレイアウトをやわらかくして、取っつきやすくしたようなものではない。けれど、文章が非常に読みやすく、またステップごとに章立てて解説を行っているので理解しやすい。また、「応用研究」という項目で実際の社会調査の研究で、関心の持ちやすいテーマのものを扱い、その章で学んだことを実際どのように活用すればよいか把握することができるので、興味深く読み進めることができる。
2015/05/22
二階堂聖
統計学の根本的な考え方&仕組みの解説書。各章の始めに、本書のねらいが書かれていて、理解ははやまる。 が、教科書として使えるようになのか、表現が教科書的で読み物としての楽しみはない。 机上で読む本。 『標本と母集団との間にはつねにズレ(味見と本当の味との違い)があることを想定せねばならない。だが、標本をとる際などに統計学を使うことで、このズレ(誤差error)を確立的にあらかじめ想定の範囲に抑えることがそれなりに可能である。(P11)』
2014/10/28
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