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かみさま

かみさま

かみさま

作家
大平一枝
小林キユウ
出版社
ポプラ社
発売日
2006-06-01
ISBN
9784591093078
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かみさま / 感想・レビュー

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どぶねずみ

包装紙、便箋、葉書、切手、切符、本、新聞、紙袋、手帳、折り紙など、紙に命を吹き込むと、色々な役割を果たそうとする。美しい紙で更にそこへ2つ目の命を吹き込むと、美しいものや、心休まるものに姿を変える。書くことが好きな人にとっては、紙に対する意識が変わる1冊だと思う。

2017/02/26

ニコン

「人と人の心をつなぐ紙さま=かみさまを描いた」この本は、収集癖のある私にとって、心がうきうきしながら読んでしまいました。それぞれ人による、紙へ思い、こだわり、愛着などが描かれ、視点の違いに驚き、紙に対する意識が変わりました。とても良い本で、好きな本の中に入ります。

2012/07/07

pino

紙の秘密がいっぱい詰まった一冊。牛乳瓶のふたの秘密がわかって得した気分です。見ているだけで、楽しくなります。紙を丁寧にあつかえる人はスゴイです。

2012/03/08

ハルナ

かみさまは、「神様」ではなく「紙様」。紙ものに興味がある人だったらとても楽しめるだろう。名刺にしろ洋服のブランドタグにしろ包装紙にしろ、丁寧に作られたものには当然心がこもっていて、ぽいっと捨てるのにははばかられる、そんな紙ものを集めた1冊。活版印刷や切手のことにも触れられていて、ページをめくるのが楽しい。こんな本を見せられたら、ますます紙ものが好きになってしまうではないか! 手元に置いて何回も読み返したい本。

2009/12/22

ロクサン

包装紙、切手、切符、見本帖、パスポートと出入国スタンプ、牛乳キャップ、新聞のサンヤツ…こういうものって本当にいとおしい。学生の頃夢中になって集めたフライヤーやなんとなく捨てられずにスクラップしてきた砂糖の包み紙やエアチケット等々、友人のタケムラさんと竹尾で紙を選び「ショッキングピンクを部分的にもったりのせたいね」とただそれだけのためにわざわざプリントゴッコ使って仕上げたフリーペーパー(出来上がった時は本当に胸が熱くなったなぁ)、そんな色々の先に今の私もいます。

2011/12/20

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