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秘密 season 0 10 (花とゆめCOMICSスペシャル)

秘密 season 0 10 (花とゆめCOMICSスペシャル)

秘密 season 0 10 (花とゆめCOMICSスペシャル)

作家
清水玲子
出版社
白泉社
発売日
2021-07-05
ISBN
9784592212409
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秘密 season 0 10 (花とゆめCOMICSスペシャル) / 感想・レビュー

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かさお

性善説を信じていいのだろうか。でも私は最後まで呑み込めなかった。だって、光君が皆にした洗脳行為は許される事じゃない。園という閉ざされた場所で産まれたモンスターの中には、今でも面白半分にアレルギーのある学友に対象物を食べさせたり、電柱にワイヤーを結んだりする娘達がいるんだから。青木さんの大きな手は、大きくても2つしかないんだから。みんなを救えない事が哀しくてやりきれない。被害者であり加害者であるという図式は堪らない。しかし話の構成は相変わらず見事。小説でいう叙述トリックを漫画で魅せるとは感嘆の息を吐く。

2021/07/10

ぐうぐう

守るべき人がいると言うこと。守られることで誰かを守ろうとする意識が芽生える。その連鎖は、人をたくましくさせるし、優しくもさせる。法もまた、人を守るために存在している。しかしその法に、救われる者もいれば、裏切られる者もいる。法は未熟だ。人がそうであるように。「毎日 毎日 天使の真似をしていれば いつか 10年後 20年後 60年後も 続けたら きっと「偽物」と「本物」の区別がつかなくなる」この言葉は、希望のようにも、絶望のようにも聞こえる。

2021/07/17

あーびん

被害者も加害者もどちらも子供というのはほんとに胸がえぐられる...理不尽で容赦のない悪意が存在する世界で、青木の純粋さと正義感は救いだ。青木みたいな大人が傍にいれば光を更生させられたのかもと思わせるがそれもつらい。しんどいけど面白いから読んでしまう。今回も情緒がサンドバッグ状態です...

2021/07/17

最終巻。先の見通せない暗闇から、ようやく抜け出す事が出来たような気がします。青木の底抜けな真っ当さが、今回は良い方向に働いたけれど、薪さんが危惧したように、誰も彼も救うことは出来ない局面が、この先きっと訪れるに違いないとも思う。人は何処までも残酷になる事が出来るし、それには何の大義名分も必要としない。邪気のない子どものような好奇心だって動機足り得る。事件は収束したが、負の連鎖を完全に断ち切る事は、きっと誰にも出来ない。そんな暗い予兆ばかり感じてしまう。

2021/07/25

小夜風

【所蔵】あまりに救いのなさそうな話に読むのがめちゃくちゃ怖かった。青木にもう2度とあんな辛い思いをしてほしくなくて、頁を捲るのが怖かった。いつもは一服の清涼剤になりそうな可笑しい場面も笑えないくらい苦しかった。作品を楽しむには重過ぎた。それでもこの作品が大好きだし、ずっと読みたいし、最後は泣けるの…本当に凄いと思う。

2021/07/05

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