優駿ORACION 斎藤由貴
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優駿ORACION 斎藤由貴 / 感想・レビュー
ラムネ
あの日少年の時に仰ぎ見た彼女は、写真の中であどけなさと大人が混じるはにかみを浮かべている。誰かのことを本当の意味で理解することはできないかもしれないが、ああこんな人だと思える人もいれば、何度会ってもどんなに考えても分からない人もいる。普通は分かる人の方が好きになるんじゃないかと思うのだけれど、この人は見るたびに変わる。そうそうこんな仕草する!なんて思っても、その意味は以前に見た時とは変わってしまっている。不思議な人だ。変わり続ける人。はるか前を歩いていく人。
2015/09/12
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