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錯覚の科学

錯覚の科学

錯覚の科学

作家
菊池聡
出版社
放送大学教育振興会
発売日
2014-03-01
ISBN
9784595314612
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錯覚の科学 / 感想・レビュー

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tenso_h(堀川てんそ)

錯誤相関と確証バイアスの連携ループ(血液型迷信)、認知的不協和(喫煙者の自己喫煙肯定)、等々錯覚という切り口の多様性が面白い。錯覚の不可避を理解し、自分は客観視を心がけている真実の探求者・・などという独善は要注意。本書にもある「錯覚は悪ではない」もそうだけれど、そもそも人は良き錯覚の探求者。個性的な認知の世界に生き、願わくば互いの錯覚を検討し合えるような深い関係を築きたい・・でいいじゃないか。メタ認知・・高次、客観的な認知の把握?が得られたらヨシ・・もまた錯覚か。

2014/07/29

るうるう

面白かった。当初、いわゆる錯視が主たるテーマと予想していたが、それはごく一部にすぎず、絵画や記憶、マルチ商法の心理学、人間の思考のくせなど、多方面にわたった。ただ、ロフタスの記憶の書き換え説や、血液型性格診断の議論には賛成できない面も。

2019/02/23

masasamm

放送大学の教科書。人間の錯覚を学ぶことを通じて、認知についての理解が進む。メタ認知能力を高めることにもつながる。

2018/07/29

ばーにん

大学で今期履修した科目のテキストです。 こんなに楽しく受講できた授業は久々でした。 錯覚の世界の奥深さたるや…知らないことを知る喜びを、しみじみ感じました。 テキストのみですと少しかたい感じではありますが、専門用語に関する例えがどれも身近で、理解しやすいように配慮されていました。 本の感想から脱線しますが(^-^;、放送授業も毎回楽しくて、あっという間の45分間でした。

2017/01/22

brawi

放送教材が面白いので見るべし!これ本の感想じゃないな。錯覚が芸術に利用されてる話とかなかなか面白い話が多い。

2016/01/28

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