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ベンヤミン/アドルノ往復書簡 ―― 1928-1940(上巻) (始まりの本)

ベンヤミン/アドルノ往復書簡 ―― 1928-1940(上巻) (始まりの本)

ベンヤミン/アドルノ往復書簡 ―― 1928-1940(上巻) (始まりの本)

作家
ヴァルター・ベンヤミン
テーオドーア・W・アドルノ
H.ローニツ
野村 修
出版社
みすず書房
発売日
2013-06-26
ISBN
9784622083610
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ジャンル

ベンヤミン/アドルノ往復書簡 ―― 1928-1940(上巻) (始まりの本) / 感想・レビュー

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白義

訳による口調の違いによるところ大きそうだが、気さくで生活に苦しむ先輩ベンヤミンと、それに敬意を持って議論を持ちかけるアドルノという雰囲気が一貫していて爽やかな雰囲気を感じる。ベンヤミンの神話的思考とユングの集合無意識の関連に着目し、後者の社会的分析の欠落に注意を促すなど、重要な指摘も多く、だいたいは生活や近況報告だが、両者のテクストを読む上で新たな光を得られるものも多い。複製技術時代の芸術作品をめぐってのアドルノからの異論は、音楽好きのエリート主義が丸出しでやや笑える

2013/08/29

はすのこ

人と人との手紙のやり取りを死後に掘り起こされるとは、両者ともに思ってはいなかっただろう。

2017/01/28

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