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犯罪はなぜくり返されるのか:社会復帰を支える制度と人びと (叢書・知を究める)

犯罪はなぜくり返されるのか:社会復帰を支える制度と人びと (叢書・知を究める)

犯罪はなぜくり返されるのか:社会復帰を支える制度と人びと (叢書・知を究める)

作家
藤本哲也
出版社
ミネルヴァ書房
発売日
2016-11-15
ISBN
9784623077991
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犯罪はなぜくり返されるのか:社会復帰を支える制度と人びと (叢書・知を究める) / 感想・レビュー

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kiki

犯罪は法律等を整備してもゼロとはならない。再犯防止のため、社会復帰にも力を入れるべきであることを議論するのが本書が目的としているところである。東京オリンピックを控え、治安を向上させることも重要な義務。アメリカでは、受刑体験者がカウンセラー資格を取得の上、社会復帰プログラムの講師になっている。女性受刑者が増加しているため、過去の心的状況、摂食障害等の精神面でのケアも重要である。最近は民間ノウハウを活用したPFI刑務所がある。諸外国よりも劣るところがあるが、社会復帰に向けたトータルな支援はできるものである。

2017/04/15

みー

わが国では、「犯罪学」「刑事政策」「刑事学」の用語がほぼ同旨に扱われているが、「犯罪学」は英語のcriminology、「刑事政策」は独語のKriminalpolitik、「刑事学」は仏語のSciences penalesの訳語であり、それぞれ、各国の学問的背景の違いを伴っている。/中央大学の名誉教授というお偉い先生なのに、細かいことが丁寧に解説されていて、まるで教科書のように勉強になります。

2022/10/04

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