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野田秀樹×鎌田浩毅 劇空間を生きる:未来を予見するのは科学ではなく芸術だ (MINERVA知の白熱講義)

野田秀樹×鎌田浩毅 劇空間を生きる:未来を予見するのは科学ではなく芸術だ (MINERVA知の白熱講義)

野田秀樹×鎌田浩毅 劇空間を生きる:未来を予見するのは科学ではなく芸術だ (MINERVA知の白熱講義)

作家
野田秀樹
鎌田浩毅
出版社
ミネルヴァ書房
発売日
2018-11-15
ISBN
9784623084562
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野田秀樹×鎌田浩毅 劇空間を生きる:未来を予見するのは科学ではなく芸術だ (MINERVA知の白熱講義) / 感想・レビュー

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ぐうぐう

火山学者の鎌田浩毅が野田秀樹と対談する『劇空間を生きる』。なぜ火山学者が劇作家と?という疑問はすぐに解ける。二人は高校時代の同級生なのだ。対談とはいえ、鎌田が野田に訊く形で進んでいく。同級生という安心感からか、野田が構えず、かなりざっくばらんに語っているのが印象的だ。また、野田のキャリアは東大在籍時に結成した夢の遊眠社から語られることがほとんどだが、高校時代の初戯曲『アイと死を見つめて』に言及できる辺り、同級生の強みが感じられる。(つづく)

2023/02/06

やまねっと

野田秀樹好きなら読んでおくべき本だ。劇団経営や創作の秘密を本人の言葉で読めたのは貴重だった。 気心知れた相手との対談なのかとてもリラックスした中で行われていて雰囲気が読んでても良い感じであった。 二人ともよく本を読んでいて当たり前だが、物知りである。知識が教養となってアウトプットできてるのがやはり感心した。一度教えを請うてみたいものだ。

2019/03/18

なおこっか

今の日本で映画やテレビではなく、ほぼ演劇一本でやっていける唯一のひと。キャラメルボックス倒産のニュースを見つつ、野田さんが劇団運営についてぶっちゃけた語りが身に沁みる…。“偶然”とか“間違い”とかいった軽い言葉ではぐらかしつつも、野田さんが芝居という“なまもの”に関わり続ける理由が垣間見られたのは有難い。この人は閉じていないのだ。人と人の生み出す広がりを信じ、結果的に社会にも視線が開かれている。対話相手が高校の同級生という、同時代、同環境、同レベルの知性の持ち主であることで、楽しく語ってくれた感じ。

2019/06/27

ポカホンタス

野田ファンとしては野田秀樹の話をたっぷり聴けて大満足。聞き手の火山学者鎌田浩毅さんという人も初めて知ったけど、面白い人。京大の人気ナンバーワン教授とのこと。ビジネス書的な本もたくさん書いている。野田の戯曲がいくつかの未来を言い当てていたという話から、未来予測は科学ではなく芸術だ、という見方が提示され、なるほどと思った。

2018/12/01

akanishi

野田秀樹の(特に若い頃の)スゴさを再認識した

2019/08/08

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