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悪漢追跡せよ (仁木悦子 子ども謎ときミステリー 1)

悪漢追跡せよ (仁木悦子 子ども謎ときミステリー 1)

悪漢追跡せよ (仁木悦子 子ども謎ときミステリー 1)

作家
仁木悦子
出版社
あすなろ書房
発売日
2023-11-12
ISBN
9784751531617
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悪漢追跡せよ (仁木悦子 子ども謎ときミステリー 1) / 感想・レビュー

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夢追人009

仁木悦子さんのジュニア向けミステリー短編集の全3巻の一冊目です。収録作は「穴」「悪漢追跡せよ」「銅の魚」「そのとき10時の鐘が鳴った」の全4編で、どれも普通の少年少女がわずかな違和感や手掛かりをもとに大人顔負けの名推理で殺人事件を解決に導く痛快な作品ばかりですよ。逆転のどんでん返しの面白さの「穴」、姉弟が悪漢に立ち向かう連係プレイの巧みさで「悪漢追跡せよ」、少年が田舎の美少女の為に奮闘して真犯人を突き止める「銅の魚」、女子生徒が真面目な同級生男子を助ける「そのとき10時の鐘が鳴った」と読み心地満点ですよ。

2024/01/30

さっちゃん

子ども達が主人公の子ども謎解きミステリー。1巻は『穴』『悪漢追跡せよ』『銅の魚』『そのとき10時の鐘が鳴った』の4編。/昭和の香りプンプンでしっかり殺人事件も起きる。今どきの子ども達がこの世界観にすんなり入り込めるかどうかわからないけれど、ページ数も少ないしあまり読書慣れしていなくても大丈夫そう。『悪漢追跡せよ』がスリルがあって面白かった。 #NetGalleyJP

2024/01/21

りらこ

昭和の香りがするけれど、人の気もちは変わっていないことがわかる。子どもたちが謎を解きながら垣間見る大人の世界と成長。大人が読んでも面白い。作者の仁木さんは、日本のクリスティーと呼ばれていたそう。確かに。

2024/01/02

よし

大人の身勝手がひき起こす事件を、子どもたちが鋭く見抜く短編集。時代背景の古めかしさと、事件の陰鬱さの中で、子どもたちの利発さが救いとなります。大人が読むには懐かしさも、ミステリーとしての面白さも十分で、他の巻も読みたいと思いましたが、断りは入っているものの、児童書として、差別的な言葉や、子どもたちには意味の通じない言葉があり、気になりました。#NetGalleyJP

2023/12/04

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