KADOKAWA Group

Facebook Twitter LINE はてブ Instagram Pinterest

ハードロマンチッカー (ハルキ文庫 ク 1-2)

ハードロマンチッカー (ハルキ文庫 ク 1-2)

ハードロマンチッカー (ハルキ文庫 ク 1-2)

作家
グ・スーヨン
出版社
角川春樹事務所
発売日
2004-03-01
ISBN
9784758430920
amazonで購入する

ハードロマンチッカー (ハルキ文庫 ク 1-2) / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

まこ

☆☆☆下関の在日韓国人高校生グー。毎日学校も行かずケンカ漬け。仲間たちはクスリやセックス、放火、殺人事件。在日差別はもちろん、日常が描かれている。映画化されているようなので、観てみたい。グーはどこか分からないが、一本通ってて好き

2024/01/03

削りくず

暴力的で薄汚い青春小説。率直な文章で分り易く、臨場感があり、軽い読み心地だが薄くは無いという感じ。差別されて生きてきた在日韓国人の少年グーが、喧嘩したり店で働いたり、ずる賢く生きる話。彼は高校生だが、学校が一切出て来ないところが好き(自分の経験した世界を読んでもつまらないので)。次から次へと事件が起こり、巻き込まれたり飛び込んだりするが、全体的に淡々と流れていくのが惜しい気がした。会話が面白くて、時々笑える。

2017/09/24

JUNx86

場面場面が想像しやすい文章力。主人公。なんかかっこよかったなあ。

2016/04/08

ヒゲニコル

映画を先に観て、本を読みました。話が全て完結する訳でもない話の進み方は、主人公の知る範囲での物語だからかと思います。現実も、自分が知り得る範囲でしか人生は進まないので、リアリティのある作品だと思います。ただ、様々な話がどのように完結するのかも気にはなりました。

2013/08/22

Teddy

在日韓国人の純粋故の獰猛な側面が理解出来た。差別が悪習となり、人によっては腐敗、堕落する人間も出てくる環境下でのストーリーは衝撃的だった。映画公開は終了しているので、DVDで観賞したい。

2012/01/10

感想・レビューをもっと見る