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地球生まれで旅育ち ヤマザキマリ流人生論

地球生まれで旅育ち ヤマザキマリ流人生論

地球生まれで旅育ち ヤマザキマリ流人生論

作家
ヤマザキマリ
出版社
海竜社
発売日
2019-09-03
ISBN
9784759316759
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地球生まれで旅育ち ヤマザキマリ流人生論 / 感想・レビュー

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とよぽん

これまで何冊かヤマザキマリさんの著書は読んだけれど、本書は○○論、という腑分けで時間的にも空間的にも幅広~いエッセイだった。画業だけでなく、文学や歴史、政治や社会にも鋭い目が向けられて面白く、元気がもらえる。改めて、素晴らしい方だと思った。お母様も。

2022/02/12

本詠み人

テルマエ・ロマエの作者さんとしてしか存じ上げず。先日、新作追っている中野信子さんとの共著を読み興味を持った。こちらのエッセイが初読。おもしろかった♪14歳で1ヶ月間ヨーロッパ一人旅(母の代参)その年の頃、そんな遠い外国へ行くなんて思ったことなかったから、びっくり🙀17歳からイタリアへ渡り、世界中ふらり旅もよくされてる様子。海外在住で異国経験値が高いので、わたしの知らないセカイがたくさん書かれてた。

2021/08/03

ルピナスさん

ヤマザキマリさんの文章は、文頭から文末までエネルギッシュで表現にさぼった感が全くなく、読者の私の感情まで研ぎ澄まされて行く感じがする。私にもイタリアと日本を往復し音楽を専業としていた叔母がいるが、イタリアのトマトがどれだけ他国のそれに勝っているかを一方的に捲し立てる姿勢には、自分の話を被せるなんて私にはお手上げ。でもマリさんは表現力も度胸も本当に立派。悪口や噂も結び付きの一部で特別な威力を持たない世界。いじめがいもさっぱりないとは納得。あぁ、スッキリ爽快、本当に面白かった。イタリアに行ってみたいなぁ。

2022/02/16

たま

著者初読み、と言うかいろんな媒体で拝見してお馴染み感はあるけれど、文章をちゃんと読んだのは初めて。シリアやキューバにも旅行されたと聞いた記憶があり、旅ものを期待していたのだが旅はあっさり触れられるだけ、原点、女性論、表現論、芸術論、ローマ論の項目で短文が集められ、パゾリーニの映画、開高健、口さがない知人とかが熱く語られる。この三つとも私は大嫌いですが、この三つにはそれなりに共通点があるし、こういうものに魅了され考えさせられることもあると思う。ヤマザキマリさんの趣味と主張がはっきり伝わって来る本だ。

2021/05/04

Gemi

ヤマザキマリって…誰だっけ?聞いたことあるぞ?ということで借りてみた。あ、なるほど、あの「テルマエ・ロマエ」の作者ね。漫画は読んだことないけど映画は1も2も観たな。結構面白かった印象。しかしこの本、これと言って面白くなかったと言ってしまおう。だって内容がローマの歴史的なことが多くて、あまりというか殆ど興味が持てなかった。著者が14歳でいきなりヨーロッパ1人旅したってとこには凄いと思ったけども。その発端となる母も凄いけど。波乱万丈感は面白かったけど。やっぱり漫画家なんで漫画の方が面白いんだろうなと。

2020/04/03

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