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フジ子・ヘミング―魂のピアニスト

フジ子・ヘミング―魂のピアニスト

フジ子・ヘミング―魂のピアニスト

作家
フジ子・ヘミング
出版社
求龍堂
発売日
2000-05-01
ISBN
9784763000194
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フジ子・ヘミング―魂のピアニスト / 感想・レビュー

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ユミ

奇蹟のピアニスト、フジ子さんの波瀾万丈な人生。読んでいて涙がこぼれる箇所もあったが、自分の才能を信じ、ピアノを愛し続けたフジ子さんだからこそ幸運の女神も微笑んだのだろう。フジ子さんの奏でるピアノが大好きです。

2017/12/14

マイケル

スウェーデン人父と日本人母の間に生まれた波乱万丈の自分史。ベルリン生まれ5歳で帰国。戦時中の疎開生活。「クスノキの番人(東野圭吾)」を思い出す厳しい母。無国籍で役所で拒否は「無戸籍の日本人(井戸まさえ)」を思い出す。難民パスポートでベルリン音楽留学。お金なくジャガイモばかり食べていた。映画「オデッセイ」のよう。外国人苛めに。カラヤンやバーンスタインに手紙渡す大胆さ。珍しいバーンスタインのバッハ「マタイ受難曲」演奏会後、バーンスタインの前で「ウェストサイド物語」を弾き認められる。猫8匹同居で大家とトラブル。

2020/10/03

タナー

母の厳しい指導の下、一流のピアニストを目指した日々や、風邪をこじらせ聴力を失ってしまうという、音楽家としては致命的な経験や過酷なエピソード等々…。 どの国へ行っても外国人だからという当時の状況から、数多くの批判、更には苛めに耐えながらも、自分を信じて生きてきたからこそ今日のフジコ・ヘミングがあるのだ。映画「フジコ・ヘミングの時間」を観てからというもの、彼女は自分にとって特別の芸術家であり尊敬すべき存在となった。フジコについて、もっともっと知りたい。彼女の演奏を生で聴けたら最高だろうな、きっと。

2018/09/03

すぱちゃん

フジ子の演奏、「雨だれ」という盤を聴きながら、彼女の著書を読み終えた。他のピアニストと何が違って、こういう演奏になるのでしょうか?ただただ感動の度合いが違うのだ。カラヤンから注目され、バーンスタインにも認められたフジ子。バーンスタインとの演奏は残念ながら、彼女が聴覚のほとんどを失ったことで、実現しなかった。一音や二音間違えても良いじゃあないか?と彼女は語る。その通りだ。譜面通り弾くピアニストが彼女より優れているとは、けっして思わない。ピアノも生き物だ。生命を与えるのは各々のピアニストだ。今後も良い演奏を!

2020/03/01

tipsy

この自伝は、今までの人生の思いの丈をひたすら書いている感じをうける。母親とは愛よりも憎悪によって深く結ばれ、波乱の人生だけれどその瞬間瞬間を生きている印象。自伝を読んだ後にCDを聴いてみたら、自分の人生の領域で視界を全開にし、新しい光を見ようとしている音に聴こえてきた。痛みの後の愛の自覚みたいな。読む事と聴く事の間に挟まれることによって、音楽の肉体が見える気がする。夏にコンサートを逃したばかりなのでやはり一度は生で聴いてみたいな。

2015/11/03

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