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バレエ・シューズ

バレエ・シューズ

バレエ・シューズ

作家
ノエル・ストレトフィールド
中村妙子
出版社
教文館
発売日
2018-03-01
ISBN
9784764267329
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バレエ・シューズ / 感想・レビュー

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シュシュ

前に読んだ同じ物語を中村妙子さんの訳でも読んでみたくて手にとった。こちらのほうは中学年くらいから読めそう。朽木さんの完訳では、映画の仕事のメイクの時にマックスファクターが出てくるが、こちらはそのあたりの細かいところはカット。ただ、舞台で代役だった女の子が3人姉妹の家にお茶に来る場面がなかったのが残念。好きな場面だったので…。挿し絵は、こちらのほうがイギリスの雰囲気にあっている気がした。

2019/05/09

星落秋風五丈原

【ガーディアン必読1000冊】映画化ではエマ・ワトソンが長女役でしたね。

2018/03/02

更夜

この本はイギリス児童文学の古典とされていますが、上流階級の子供達か、孤児か、だった頃。この本は3人の孤児の女の子達の物語ですが、実は「職業小説」だと思います。1930年当時は子供は12歳で「社会人として働ける」それまでは職業訓練。3人の女の子は個性がそれぞれですが、後半になると働くようになり収入はいくら、貯金はいくら、家にいくら、小遣いはといった金銭収支の描写がとても細かいのです。今だったらまだ親の庇護の元にある年なのに。しかし、3人共それぞれの好きな道に進めてよかった。G1000冊の本。

2019/12/31

コニコ@共楽

1930年代のロンドンで、3人の孤児たちが自分の才能を活かしながらお金を稼ぎ、成長していく話。12歳になると、ロンドン市議会の認可を受け、医務官の身体検査を受け、その上教育局の事務官の面接を受けて、やっとお金を稼ぐことができるという件が面白かった。稼いだ収入の3分の1は貯金をすることになっていて、この時代のことを考えると、ずいぶんと子どもの労働も守られていたように感じた。周りの大人たちが献身的で子どもたちを見守っているのも素敵だった。特にペトロヴァのことをシンプソンさんが気にかけてくれたことが嬉しかった。

2021/12/29

ありんこ

女の子が三者三様で、それぞれ魅力があって一本筋が通っている。どんな子どもも育てられた環境や、出会う人に寄って成長することが分かる。そして、自分の正直な気持ちを周りの人に伝えること。そうすると大人が助けてくれる!と信じさせてくれる素敵な作品です。

2019/05/19

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