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となりの花さかじじい

となりの花さかじじい

となりの花さかじじい

作家
馬場のぼる
出版社
こぐま社
発売日
2012-03-01
ISBN
9784772100564
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となりの花さかじじい / 感想・レビュー

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北杜夫そっくりおじさん・寺

私は馬場のぼるの絵が好きだ。『11ぴきのねこ』のあのふんわりと優しくて暢気なタッチ。かつては手塚治虫・福井英一と並んで少年漫画の三大作者だったそうだ。この絵本は御存じ『花咲か爺さん』物語を、隣の意地悪爺さん一家から描いたお話。意地悪爺さん夫婦なのにあくどい風貌にしてないのが良い。文章にも独特のユーモアがあって楽しい。『花咲か爺さん』のオチは本来残酷なラストだったはずだが、こんなオチにしたのは子供への配慮以上に、馬場のぼるの優しさに思えてならない。時々この人の絵を見てのんびりした気持ちになりたい。

2015/03/20

yomineko@猫と共に生きる

ちょっと違うけど、合っている様な(笑)さすが馬場のぼるさん、面白いです🌸🌸🌸

2024/03/23

どあら

図書館で借りて読了。騒音公害と日照権の侵害に笑えた(^o^)

けんちゃん

タイトルは花さかじじい、オープニングはももたろう、しかしてその実態は…?昔話にお隣さんはつきものですが、このお話し、ちょっと変です。読んでしまえばなんていうことはないのですが、馬場のぼるさんのひねり技が冴えています。絶版になっていた1977年版にかわって、この春復刊した絵本。馬場のぼるファンにはうれしい1冊です。

2012/03/10

ヒラP@ehon.gohon

となりの家の方が恵まれている、逆パターンの花さかじじいです。 こちらの家に住むおじいさんおばあさんの方が恵まれないゆがみが際だって、不思議な感覚で読みました。 馬場のぼる流のユーモア絵本です。 どことなくパロディーチックにも思えます。

2024/03/17

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