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たらふくまんま (こぐまのどんどんぶんこ)

たらふくまんま (こぐまのどんどんぶんこ)

たらふくまんま (こぐまのどんどんぶんこ)

作家
馬場のぼる
出版社
こぐま社
発売日
2016-02-19
ISBN
9784772190602
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たらふくまんま (こぐまのどんどんぶんこ) / 感想・レビュー

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chiaki

村人たちが恐怖に怯える存在の山男・たらふくまんま。村人たちが手塩にかけて育てた畑の作物を食べ尽くすわ、家の中まで押し入ってごはんをたいらげるわ、その食いっぷりときたらけしからんレベルです。でもなんだろ〰、なぜだか全然憎めないし、なんだか可愛いとすら思っちゃう♡馬場のぼるさんの、のんびりとした筆致と絵に最高に癒やされます。まんが日本昔ばなしを見ているようなほっこり感♪こんぴら子のパンク修理には笑ったな〰。笑

2021/03/05

なななお

こぐまのどんどんぶんこ、追っかけ最後の12冊目。たらふく山に住む「たらふくまんま」は、岩のように頑丈で、村を襲っては食物を食べまくるので、村人も困り果てていました。村人達は懲らしめようと、落とし穴を掘りますが……!?『じゅういっぴきのねこ』の馬場のぼるさんの作風がよく感じられますね。悪者なんだけど、呑気で憎めない。どんどんぶんこ、昔話から創作童話までバラエティー豊かで、しかも低学年の絵本から読み物への橋渡しとして本当に良いシリーズでした👍

2022/04/16

anne@灯れ松明の火

新着棚で。馬場さんのユーモアいっぱいのお話。食べて食べて食べまくってもまだ足りない"たらふくまんま"。村人に迷惑をかけても平気。いつか大変なことになると思ったら、やっぱり……! 途中から予想外の展開に、ビックリ。こんぴら子ちゃんも、きっと喜んでいるね♪

2016/03/06

ケ・セラ・セラ

ただの大食らい最低なヤツ、こんなめちゃくちゃな男でも、憎めないのは馬場さんならでは。人に迷惑をかけるのはよろしくない。人の助けになることをすれば、人の嬉しそうな顔を見ることができる。どこかの昔語り、民話のようなお話。ほっこり。どんどこぶんこは絵本から児童書への移行期にいいですね。

2018/12/28

ヒラP@ehon.gohon

大食らいで自分たちの食べ物を取ってしまうから、村人たちから疎まれているたらふくまんまですが、無邪気で悪気がないところが好感の持てるところです。 お腹がパンクしても介抱してくれるこんぴら子がいます。村人たちが困っているときに助けたりします。 こんな困った子たちを相手にしていると、困らないようにするにはどうしたら良いだろうかと考えてしまいます。 物語の終わり方が良いだけに、学ぶところもあるお話です。

2017/11/09

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