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利己的なサル、他人を思いやるサル―モラルはなぜ生まれたのか

利己的なサル、他人を思いやるサル―モラルはなぜ生まれたのか

利己的なサル、他人を思いやるサル―モラルはなぜ生まれたのか

作家
フランス・ドゥ・ヴァール
Frans de Waal
西田利貞
藤井留美
出版社
草思社
発売日
0000-00-00
ISBN
9784794207999
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利己的なサル、他人を思いやるサル―モラルはなぜ生まれたのか / 感想・レビュー

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Arte

人間の「道徳」はどうやってできたのかを猿研究から考える話。チンパンジーはただ狂暴という印象だったが、喧嘩したらせっせと和解し、1位のオスは仲間のいざこざを(子供の喧嘩まで)仲裁し、食べ物を分け合い、下位同士で徒党を組んでクーデターを起こしたりもするらしい。面白かったのが、食べ物を分け合う時に、お前にはやらないと拒否することもあり、あまり分かち合わないサルはあまり貰えないらしい。不公平に対する怒りと返応は基本ということね(うんうん、良く分かる)。

2016/12/06

抹茶ケーキ

人間は「道徳心」「同情」「共感」「社会性」などが「人間的」な特性であると考えているがそれは違う。サルをはじめとする他の動物にもそのような特性は観察することができるからである。みたいな主張。あとはドーキンスの「利己的な遺伝子」論批判、道徳心や共感の発展の進化論的解釈、応報行動の話、シンガーの「動物の権利」論批判とかが面白かった。

2016/10/04

Remi

道徳・モラルは人間だけに許された特権なのか、様々な猿の事例を取り上げて類人猿の「道徳」を紹介する。猿の持つ協力関係は、人間のもつものと何ら遜色ない。

2015/10/20

izumone

道徳を考える。「道徳」を行動レベルに分解・分類する視点が参考になった。

2015/01/10

K. Kiri

サルや類人猿の研究をもとに、ヒトの道徳の起源を考える本。類人猿が高度に社会的な振る舞いをするのは授業等で聴いていたが、こんなにたくさんの事例を読むのは初めてだった。すごく「人間」っぽい。 特にチンパンジーの「和解」が印象的だった。ボクの場合、誰かと喧嘩したり破局的な事態が生じたりすると、そのまま別れっきりになって顔も合わせたくないということになってしまう。それについては全く反省していないし、自分は悪く無いと思っているけれど()、類人猿のほうがボクよりコミュ強なのではと思うほどなのであった……。

2014/12/17

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