プロメテア 2 (ShoPro Books)
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プロメテア 2 (ShoPro Books) / 感想・レビュー
蛸
主人公ソフィーがバーバラと共に想像界を旅する、一冊まるごと通過儀礼な『プロメテア』第2巻。2人の旅は物質世界から様々なセフィラを通ってセフィロトの樹の頂上=神を目指すものとなる。まさしくムーア版『神曲』とも言うべき内容で、クロウリーやディー博士など有名人がたくさん出てくるのも楽しみどころ。そして、前巻にも増してJ・H・ウィリアムズⅢのアートが素晴らしい。見開きを駆使した大胆なコマ割りは言うに及ばず、各章ごとに舞台となるセフィラによって画風を変えるという超絶技巧。その圧倒的な情報量に目眩を感じる一冊。
2019/07/24
イシザル
「生」と「死」の「真理」を、知り。スーパーパワーを操る「己」を、知り。「家族」の絆を知る。ラスボスは、「家族の絆」という弱点を、攻撃してくるのでは? いや違う 人物像を、しっかりさせたことで、どんな展開でも耐えられる構成の、前フリか?
2020/08/05
arekcey
パラパラとページをめくっただけで、壮大すぎて読めそうにないやと積読していたのを覚悟を決めて一気読み。 地球に帰ってこられて良かった。
2020/09/05
fap
魔界道中五十三次膝栗毛。 歩きながら話すと考えがまとまる模様。 セキレイもびっくりである。 フィンセント的なものを感じつつ、理解できないことを理解した。
2020/08/07
じぇろポーta
ソフィーとバーバラの死後の世界の旅路。訪れる領域(各話)毎に絵や構成がガラッと変わるのが凄すぎる。魔術入門書的な意味での知識の洪水ぶりが圧巻だが、そこ以外のストーリーも面白い。母の反省を覗き見る場面や、一度も会ったことの無い父親との出会いでちょっとほろりと来た。
2019/12/31
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