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自分を「平気で盛る」人の正体 (SB新書)

自分を「平気で盛る」人の正体 (SB新書)

自分を「平気で盛る」人の正体 (SB新書)

作家
和田秀樹
出版社
SBクリエイティブ
発売日
2016-11-05
ISBN
9784797388947
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ジャンル

「自分を「平気で盛る」人の正体 (SB新書)」の関連記事

SNSで増殖する「盛りたがる」人たちの正体。自分をよく見せるための「偽装」を現役精神科医が分析!

『自分を「平気で盛る」人の正体』(和田秀樹/SBクリエイティブ)

「自分を良く見せたい」。そう思うのは自然なことだ。その思いが強くなり、SNSなどで、内容を少しだけ「盛って」しまうこともあるかもしれない。「盛る」ことで、相手が喜んでくれるなら、悪いことではないように思える。一方で、そうとは知らずに、「盛られた」情報に翻弄されて、苦い思いをすることもあるだろう。特に、過度に盛られた情報は、「嘘」や「偽装」といわれる可能性も大きい。例えば、STAP細胞の小保方氏、号泣会見の野々村元県議、学歴・経歴詐称が発覚したショーン・K氏。ここ数年でマスコミを騒がせてきた3人に共通するのは、事実を偽装した(または疑惑をかけられた)ということだ。

 しかし、なぜ、そこまで「盛って」しまうのだろうか。『自分を「平気で盛る」人の正体』(和田秀樹/SBクリエイティブ)では、いまの日本が、盛ったほうが生きやすい時代になっており、SNSなどの普及によって、「盛りたがる」人が増加する傾向にあると指摘。精神科医でもある著者が、専門知識に基づいた分析を行っている。

AO入試が「盛りたが…

2016/11/30

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自分を「平気で盛る」人の正体 (SB新書) / 感想・レビュー

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リキヨシオ

新卒就活時に人柄重視と言われ正直に平凡な話をした時の面接官の冷たい目つきと深いため息と無音!あの悪夢を思い出すと多少は「盛る」方がいいのか?自分を魅力的に!美しく!かわいく!賢く!強そうに!能力があるように!面接やSNSで自分を盛る事が当たり前、むしろ自分を盛らないと生き残れない世の中になった。平気で自分を盛る人が増えた一方で「盛る=ウソ」だという事実と盛りがばれる時のリスクも考えないといけない。平気で自分を盛る人には・演技性・自己愛性の2タイプがある。権威や肩書に弱い日本人が注意するのは…演技性の人間!

2016/12/16

mana

尊大で傲慢、共感性に欠け、自分が正しいと思っていることから人間関係に支障をきたしやすい自己愛性。誰にでも承認欲求や自己顕示欲はあるが、自己愛性は極端に強い。演技性は、演技がかった言動が印象的で、それがメディアや社会にハマることもある。不安が劣等感が根底にある場合があり、自己愛性とは違い、ネガティブな言動や弱い部分を見せことも。「ただ否定するのではなく、個性を認めながらも、真偽を見極める目を持って対応していくことが大事」と。人間性重視になり、演技性が蔓延る今、そういう人たちを理解し、受け入れることも大切。

2021/10/18

こも 零細企業営業

経歴を盛ったホラっちょショーンk、ゴーストライターを利用した佐村河内、STAP細胞の小保方、号泣野々村。 特に業界で評価されてないのにテレビに出ているだけで特別と評価され、総理大臣とよく食事すると自慢する。コロナウィルスはお湯で死ぬと自信満々に嘘を垂れ流す奴もいたな。 わかっていてやる。 実力がないのにやたら威張る。 肩書きで特権意識を持ち、特別な取り計らいまで要求する。 自分は傷つきやすいくせに、他人を傷つけるのが平気、、あれ?誰かが脳裏に浮かんだ。

2020/03/05

みんと

肩書きや経歴を偽って仕事や自己アピールに利用しようとする人が多いということは、日本人はそのような地位や権威に弱い人が多いということなのだろう。 外見より中身を見極める目を持つことが大切であるとの警鐘 だと捉えた。 確かにちょっと前に話題になった学歴詐称の経営コンサルタント&コメンテーターの方もそうであるが外国の有名大学を出たという華やかな学歴と英語が堪能というだけで凄い人と判断してしまうことの危うさを改めて感じた。

2016/12/24

活字スキー

以前に和田先生の本を読んだ時にも感じたのは、先生の主張は割りと真っ当な話がほとんどで、ニーチェ学者の適菜収先生と被る部分が多いという事。今時の日本の政治やマスコミの退廃ぶりを嘆き、その発生源でもあり犠牲者でもある衆愚に対しての不満たらたら。ただ、露悪的なまでにズケズケと酷評する適菜先生に比べ、「そういうの良くないんじゃない?みんな気を付けようね」と穏やかに語る和田先生の人柄が憎めない(でも内心は色々ムカついてそう)。

2016/12/05

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