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池田暁子の必要十分料理

池田暁子の必要十分料理

池田暁子の必要十分料理

作家
池田暁子
出版社
トランスビュー
発売日
2023-03-20
ISBN
9784798701882
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池田暁子の必要十分料理 / 感想・レビュー

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ゆきらぱ

買って良かった一冊。料理って、得意な人は中学生くらいから上手いですよね。その人の「味」がありますよね。「字」や「歌」と同じで上手い人はもともと上手い、と常々思っている私です。そうでない人向けこうして工程を一つ一つ分析されているとなるほどとなりました。色々な側面からの研究にとても熱いものを感じました。作者池田暁子さんの熱心さは巻末の参考文献の多さにも表れています。池田さんのよしながふみ風の絵も見られて(さすが)心が弾みました。

2023/07/17

ぐっち

前作から数年、納得のいく料理はできたのか?私から見ると、池田さん(毎日具だくさん麺で平気→私もだ)と夫さん(豆乳キムチ鍋に舞茸NG→私も入れる)のズレのが問題なんじゃないかとも思わなくもない。「昭和の専業主婦の手の込んだ料理を再現しようとしてた」とか「今は30品目じゃなくて野菜の量」など興味深かった。あと野菜の最終形態が見たことのない色や形になってた!最終的にいくつか定番料理や料理方法が確立できたようでよかった。私はレシピ味見なし派なので真似しづらいのですが、久々に池田さんらしいエッセイでよかったです。

2023/05/07

今庄和恵@マチカドホケン室/コネクトロン

食べることやお料理に特別なエネルギーを費やせない事に罪悪感を持ってしまう方に激オススメ。まずいの原因を2つに大別、食感によるまずいを無くす事にかなりの文字数が費やされており、これはヘドバンレベルの同意。「きのう何食べた?」を究極の献立漫画として徹底的に分析するとこなど、著者のこれまでの作品同様の帰納法ですね。どんな料理本でもうまくやれなかった、という方のファイナルアンサー的な本だと思うけどなあ。

2023/04/09

カール

池田暁子さんといえば、汚部屋からの脱出を目指した片付けのエッセイが印象的。その後、整理、貯金、時間の使い方など、苦手な事を克服するエッセイを出されていて、今回のテーマは料理。自分の傾向を分析して、克服するためにはどうすればいいか参考文献を読み込んで、自分のためのノウハウを作りあげるのは、これまでのエッセイ同様すごいなぁ〜と思う。ただ、内容的には万人向けではないかな。「きのう何食べた」を超貴重な献立マンガと称されているのには共感した。

2023/05/20

バニラ風味

結局、料理に興味がある人ではないと、準備や後片付けも含めての料理、がうまくまわらないのでは、と思った。栄養などを考えすぎたりすると、材料の買いすぎになったりする。また、材料が少なすぎても、何を作ろうか困る。日常的に、なんとなく悩んでいたことを真剣に考えて、対策をとると、こういう本ができるんだな、という感じ。なかなかおもしろかったです。

2023/11/07

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