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頭の中の昏い唄 (竹書房文庫)

頭の中の昏い唄 (竹書房文庫)

頭の中の昏い唄 (竹書房文庫)

作家
日下三蔵
生島 治郎
出版社
竹書房
発売日
2020-11-16
ISBN
9784801924543
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頭の中の昏い唄 (竹書房文庫) / 感想・レビュー

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geshi

ハードボイルド作家というイメージしかなくてフックにかからなかったけど、奇妙な味やSFのバリエーション豊かな作品揃いで素直に驚いた。『香肉』中国の秘密パーティーの雑多でアングラな空気感に取り込まれる魔。『頭の中の昏い唄』校正の仕事へのノイローゼがやけにリアル。屍体に執着することで人生が開けちゃう冷静から狂気へのジャンプ。『夢幻器』夢が自由にみられる機会による社会変化のSFらしい描写があるからオチが綺麗に決まる。『東京二〇六五』本道のSFハードボイルド。短い中にちょっとしたトリックを入れてて読みやすい。

2021/03/09

くさてる

短編集。60~70年代の作品が主ということで時代を感じさせるものもあるけれど、「頭の中の昏い唄」は以前「異形の白昼」で読んでからずっと忘れられない話で、この一作は時代を超えていまでも異様な存在感を放つものだと思う。このテーマは、かたちを変え表現手法を変え、いまだに悪夢のように人々の目の前に立ち上がっているものではないか。

2021/03/05

miicha

「あなたに悪夢を」を読んだことがあるみたい。「香肉」めっちゃリアルに記憶に残ってる!!素晴らしい短編だと思います。星先生の解説にいちいち頷いてしまう。前に読んだときは講談社版ではなかったような気がしますが(解説の記憶がない)「黄土の奔流」も是非読みたいです。

2021/04/20

クロノ

初めて触れる作家さん。大胆で尖ったデザインの表紙とあらすじに惹かれ読んでみた。ハードボイルド作家だとずっと思っていたのでこういう作品を書いていたのは驚き。収録作品全て好みの差はあってもつまらないものは無く、どれも楽しんで読めた。ショート・ショート作品が特に好み。巻末の編者解説も興味深い。奇妙な味の短編たちをたっぷり味わえた満足の一冊。

2020/11/20

かながわ

ひどく懐かしい手触りがする、世代でないし生島さん初だけど、私の読書源が星新一・筒井康隆だからだろなぁ。明治/大正世代を批判する昭和世代若者の物語を平成世代の私が令和に読む経験、印象深い。

2021/03/20

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