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あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。

あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。

あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。

作家
汐見夏衛
出版社
スターツ出版
発売日
2023-06-25
ISBN
9784813792475
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あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。 / 感想・レビュー

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ゴルフ72

「娘からこの本読んだ?」って聞かれて・・・読みました。中学生の百合タイムスリップして昭和20年へ、百合と特攻隊の隊員との出会い、互いに意識しあうも・・・戦争という中での出会いと別れ、そして現代への帰還・・・終戦から70年、戦争というものの悲惨さや悲しさを含め、そこにいた人でなければわからないだろうとの心を体験する百合。唯、こんなことが事実としてあったと、少しでも戦争について考える時間を持ってほしい。筆者が言っているように中学生・高校生に読んでほしいとのコメントは納得できる。

2023/10/06

さこぽん

初めて愛した人は特攻隊員だった。叶うはずのない恋が悲しくて切ない。 国のために散っていく若者たちがいた、ほんの80年ほど前の日本に。今じゃ考えられない。忘れてはいけない過去を継承していく本のひとつになればいい。

2023/07/21

starly

生まれた時代が違うだけであってその時代での正義や考え方が異なる。戦争時代にタイムスリップして恋愛だけでなく当時の人の考え方を思うとやるせない。時代が違うだけで自分自身の思い描きたい恋愛が出来ないのは酷く切なく悲しい。

2023/12/17

りこ

汐見先生のデビュー作。大事に読ませてもらいました。戦争を題材にして、こんなにも日常の尊さとありがたさを訴えかけてくるお話でした。戦争を心から憎むことが、未来の平和を約束すると思いました。

2024/01/02

bela

反抗期真っ最中の女子中学生が70年前戦時中にタイムスリップして特攻隊員に恋をし戦争の悲惨さと平和の大切さを改めて知るという小中学校向きのライトなあるあるラブストーリー。鹿児島出身の作者が知覧特攻平和会館を訪れた時の衝撃で作品を書いたらしく、富屋食堂のトメさんらしき人物も出てくる。特攻隊員の彰が誠実で優しくてとってもイイ男なので、ケータイ小説と分かっていても泣いてしまった。

2024/03/14

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