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傷だらけの僕らは、それでもいつか光をみつける

傷だらけの僕らは、それでもいつか光をみつける

傷だらけの僕らは、それでもいつか光をみつける

作家
汐見夏衛
出版社
スターツ出版
発売日
2023-11-06
ISBN
9784813792833
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傷だらけの僕らは、それでもいつか光をみつける / 感想・レビュー

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☆よいこ

YA。いじめ、吃音▽香月瑠璃(かづきるり)は思いがけずバスケ部の部長に指名され、友人の麗那(れな)から恨まれる。麗那のいじめはエスカレートしていき、瑠璃は部活でもクラスでも孤立する。負けず嫌いの瑠璃は平気なフリをしていた。瑠璃が息つく場所を求めて旧校舎で過ごしているうちに五十嵐紺(こん)と出会う。紺は吃音があり自信なさげだったが、しっかり者の瑠璃とは気が合う。傷ついた二人はお互いに励まし合い、いじめに立ち向かう▽いじめシーンがかなりきつい。ハピエンでよかった。恋愛ものにならないところがいい2023.11刊

2024/02/22

よつば🍀

毎回グッと来る汐見作品。本作も良かった。何より主人公・香月瑠璃の性格が自分とオーバーラップして、共感の連続だった。友人と深い付き合いをしようとして、本心と本音をさらけ出す瑠璃。バスケ部の部長になった事がきっかけで、状況は一変する。言葉の使い方って本当に難しい。全く悪気がなく発した言葉が、相手にとっては、とても嫌な言葉だったり。けれど逆に相手が発した言葉で傷つく自分もいる。瑠璃が吃音で悩む五十嵐紺と出逢った事で、自分自身を見つめ直し、人との距離の取り方を学ぶ事が出来て良かった。大人が読んでも刺さる青春小説。

2023/12/26

うどん

すごく良かったー!他の本も読んでみよう

2024/01/28

toshi

高校生の瑠璃と紺の成長物語。 瑠璃の性格は私そのままで身につまされて反省しきり。。 瑠璃も紺もお互いに救われてめでたしめでたし。 これから二人はどうなるのかな? ところで表紙のイラストは瑠璃と紺だと思うけれど、本文での紺の描写だと前髪が顔に隠れるくらい長いはずなんだけど。。

2023/11/26

めぐ

青春小説では大人気の著者の新作。思った事が口に出すぎて周りと上手くやれなくなる葛藤といじめ、吃音で悩むあまり喋れなくなった青年との恋愛がテーマ。サラッと読めるが、同じように思った事が口に出過ぎてやらかしまくりのクセに反省もあまりない身としては何とも言えない気持ちだ。これがそのまま開き直って大人になると、あーあ、まーた揉めちゃったよ、つかそんなんでキレんなよ小せえな、まぁやっちまったもんはしょうがねえ、とっとと忘れるかってなもんである。彼女はどうするんだろうね、別にいいと思うけどもね、裏で言うよりは余程。

2023/11/26

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