源氏物語に学ぶ美しい日本語
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源氏物語に学ぶ美しい日本語 / 感想・レビュー
花林糖
図書館本。桐壺~夢浮橋までの54帖を其々の帖毎に粗筋と抜粋した原文と訳文、その中から選ばれた古語の説明、齋藤流物語のポイントが記載。右端にその帖の主要人物の名前と年齢も有り(薫2歳を28歳など誤記載有り)。前半後半に登場関係図、コラム「もっと源氏」①~⑦、その他解説なども充実している。読み易く、解説も丁寧なので入門書として◎。因みに私は花散里と末摘花が好きです。(覚書、もて遊ぶ=大切に扱う・大切にもてなす)
2024/02/07
ゆきんこ
それぞれの帖のあらすじ、次いでその帖から抜粋された文章が訳文→原文の順で載っているので、話の流れが入ってきやすい。大まかな物語の流れがつかみやすいため、源氏物語のガイド本のような一冊かな、と。作中の古語からいくつかピックアップされており、今と同じ意味で使われているもの、今と全く違う意味で使われていたものなど、言葉の移り変わりが知れるのも楽しい。
2023/12/03
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