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渋沢栄一「論語」の読み方

渋沢栄一「論語」の読み方

渋沢栄一「論語」の読み方

作家
澁沢 栄一
竹内均
出版社
三笠書房
発売日
2004-10-01
ISBN
9784837921202
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渋沢栄一「論語」の読み方 / 感想・レビュー

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岡本正行

 昨年のNHK大河ドラマ、渋沢栄一を主人公にして成功を収めた。面白いか面白くないか、視聴者をはじめとする国民が決める。NHKも大変だ。看板番組ともいえる。原作者やスタッフ、タレントなどなどお疲れさまといいたい。その主人公たる渋沢栄一、農民あがりといえど、庄屋、名字帯刀を許された武士ともいえる。論語の一つも勉強したのは当然だ。どの程度か、昔のサムライの教養、あの幕末の激動期、自分を律する学問としての論語、それを後の世に伝える努力もしただろう。そこにあの時代の武士の教養の深さを感じる。いま、それがあるだろうか

2023/04/15

かず

本著は、渋沢栄一の「論語講義」を現代訳したもの。5 公冶長編まで読んでやめた。理由は、読んでいても心に引っかかるものがないため。私は昨年まで、10年来東洋思想の書を読んできたが、言わんとしていることが掴めたので、やめている。本著は、たまたま頂き物にあったので、読んでみた。以前は、こういう本を読んでいると、一字一句考えながら読んだものだが、心に引っかからないということは、意識の上ではほぼ同化しているからなのだろう。ただし、東洋思想の難しいところは、何よりも実践できてこそ、という点。そこはまだまだだ。

2019/12/12

ひめぴょん

論語にはいろいろな解釈があるようです。やや読みにくさを感じてしまいましたが、他地域の図書館からかりているため、再度借りることは申し訳ないのでとにかく読了してみました。行動力が伴ってこそ「沈黙は金」。子曰く、異端責むるは、これ害のみ。物事の「先を読む」には必ず過去を省みる。自分に自信のない人ほど他人の目が気になる。4つの徳“教・敬・恵・義”。なにびとに対しても、丁寧に慎重に振る舞う。本当の「敬意」は人と人との間に適切な距離をつくる。豊かさの中の「質素」こそ真の楽しみ。利我一点張りの人は身を滅ぼす。

2021/06/13

りょうぶろぐ

上司から勧めてもらい読了。 今まで難しくてなかなか読んでも頭に入らず、まさに「論語読みの論語知らず」状態であったが、本書については実際に生活していく中で論語をどう使っていけるのかということも書かれており、非常に読みやすく理解することができました。 大事な事をまとめると 1、広く皆んなを平等に愛して人を見ない 2、自己宣伝をせずに人を立たせる 3、正しい道を歩んで一歩も曲げない事 以上3点は特に大事だなぁと思いました。 ずっと手元に置いておいて繰り返し読みたい本です。

2020/03/07

田中

これから何度も読み直すだろう、座右の書にします。論語って凄いですね。

2013/07/18

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