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死後の存続

死後の存続

死後の存続

作家
モーリス・メーテルリンク
Maurice Maeterlinck
山崎剛
出版社
めるくまーる
発売日
2004-07-15
ISBN
9784839701178
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死後の存続 / 感想・レビュー

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ちゃこ

原題は「死」。メーテルリンクの問題作でカトリック教の禁書目録に指定されたといわれる。死後の領域において意識は存続するのか。宇宙とは無限であり、人間も無限を母とする子である。無限は我々の誕生より前にあるのだから死後にも無限は存続するに違いない、という内容。誕生の瞬間と同様に死の瞬間を迎えられる世界は訪れないような気がする。むしろそんな世界ディストピアじゃないのかと思ってしまう私は頭が固いのか。要するに「死自体を恐ることなかれ」という本なのかな。霊との交信を行っている研究所が存在するということに一番びっくり。

2012/12/11

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