自虐斂葬腐乱シネマ(Dir en grey 京詩集)
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自虐斂葬腐乱シネマ(Dir en grey 京詩集) / 感想・レビュー
APIRU
良識という言葉を親の腹の中に忘れてきたような詩集。よくもまあ出したもんだと感心します。DIR EN GREYのボーカルさん。時期的には『鬼葬』の前、変態性欲異常性癖を歌詞に据えていた頃であり、そうゆう公序良俗に反したような詩が多数収録されています。その手のものを題材に採ること自体は悪くはないでしょうし、昔は自分も面白がって観ていた節はありますが、それにしたってもう少し何とかならなかったのかと今見て笑いました。まあこの時代にしか見られない勢いであり、曲も収められている「304号室」シリーズはやはり白眉です。
2021/06/24
APIRU
エログロに傾倒していた時期ですね。勿論変態的な詩だけでなく、いち時期は皆無だった恋愛の詩なども見られます。 いずれにせよ「痛み」を表現しようとするのは、今も昔もこれからも変わらないのかもしれません。 同梱のCD、特に「304号室」シリーズも暗く重く痛い。
2015/11/23
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