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海老川兼武デザインワークス

海老川兼武デザインワークス

海老川兼武デザインワークス

作家
海老川兼武
出版社
エムディエヌコーポレーション
発売日
2015-12-22
ISBN
9784844365594
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海老川兼武デザインワークス / 感想・レビュー

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トラシショウ。

デザインやイラスト周りのページはかなり早く読み終えていたけど、インタビューが手付かずにしていたのでこんな時期に読了。表紙のレーバテイン、エクシアで解る通り、「フルメタルパニック」「ガンダム00」「同AGE」等で知られる、恐らく今現在最も忙しいアニメ作品のメカニックデザイナーの作品集。独特のシステマチックなパーツ構成によるデザイン(フルメタ)、筋繊維を思わせるリボンケーブル(00)等、有機的なデザインに逃げないあくまで機械、マシンとしての魅力と格闘する姿勢が垣間見える力作、秀作揃い(以下コメ欄に余談)。

2016/01/24

うさみP

フルメタで海老川氏と出会い時を経てガンダム00で再会。M9の量産機らしからぬデザインに感動し、エクシアの先鋭的なデザインには驚いた。観ただけで一発でこの人デザインだと解る人。デザイン集だけあってラフや可動イメージ等も載っていて読み応えのある一冊。なんとメカデザインだけでなく、劇中のコックピットモニターのデザインもやっていたのですね。商品化を大前提としたメカデザインの大変さ。「美術設定や小物など、一流目指すならメカ以外の自分の強みを持て」は前線で活躍するどのデザイナーさんも言っているよな。

2015/12/22

シャル

ガンダム00のガンダムエクシアや鉄血のオルフェンズの量産機グレイズなど、まさに現在のメカデザインのトップランナーである海老川兼武氏の様々なメカデザインを集めた画集。中でも興味深いのは普段表舞台に出てこないラフ画である。それはまさにデザイナーの意志の塊であり、ここから様々な人の手を経て作品の中で描かれるクリンナップ後のデザインになっていく様はある種世界の構築されるのを見ているようだ。特に印象的だったのは00のジンクスの初期画で、いかにも量産型なロボット然したものが最終的にあの異形になるのだから面白い。

2015/12/25

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