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いちげき 7(完) (乱コミックス)

いちげき 7(完) (乱コミックス)

いちげき 7(完) (乱コミックス)

作家
松本次郎
永井 義男
出版社
リイド社
発売日
2021-03-13
ISBN
9784845860838
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いちげき 7(完) (乱コミックス) / 感想・レビュー

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眠る山猫屋

幕末の殺伐さの中で、頑固侍・伊牟田の純情が暖かい。暖か過ぎる。虚無の底でカッコよく死んだ島田さまと真逆だが、なんて侍らしい生きざま。丑五郎の妹を殺害した汚名を被り、仇である丑五郎に臨みながら、遊女ソノが丑五郎を傷つけないよう頼み込むとは。頭の回転が早い丑五郎は、伊牟田が仇でない事も見抜き、ソノの真意も悟りながら決着を願う伊牟田の元へ。それでも闘わねば終らないのか。時代の変遷期に、変われなかった二人は最期の死闘に挑む。虚しくなんかない、先に何も待っていなくても。

2022/08/03

ノベツ

ドラマ化で全巻再読。 剣戟が最高。圧倒的パワーとスピードで手、指、首や目玉が飛んでゆく。無限の住人やシグルイの系統なのだが、特筆すべきは剣閃の速さ。圧倒的に早い。飛天御剣流より早い。傑作。 長文感想⬇ https://note.com/nobetsu/n/nb937964552b2

2022/11/03

わーぷ

最終巻。宿敵伊牟田との戦い。熱すぎて全250数ページをあっという間に読み終えてしまいました。前にも書いた気がするけど、松本次郎のマンガと幕末という時代はどちらも人の命が軽く、相性が良すぎでしたね。最後にちょっとした描き下ろしマンガ付き。

2021/03/12

at@n

最後の最後に一撃必殺隊の真価を示す戦いを丑五郎が見せたのだと思う。また丑五郎が真に愛したのは、決してその想いが成就するはずのない妹のチヨだったのだと思う。この手の物語につきものの恋愛関係が成立しているようでしていないという滑稽さが、伊牟田の勇み足やお園の現実味ある言動からも感じられ、武士道の空虚さと対を成しているようだ。

2021/03/15

yom

殺しても殺されても虚無。勝ち負けはなく、熱が蒸発していく感じが滑稽でいて切ない。雨に佇む牛五郎が印象的。

2023/12/07

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