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手紙の行方: チリ

手紙の行方: チリ

手紙の行方: チリ

作家
山口智子
出版社
ロッキング・オン
発売日
2003-05-01
ISBN
9784860520175
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手紙の行方: チリ / 感想・レビュー

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ヴェネツィア

本のどこにも著者の山口智子さんの紹介がなかったので、googleで検索してみると女優さんだった。なんと、いわゆるタレント本を買ってしまったのかと後悔しかけたが、読んでみるとどうやらゴーストライターでもなく、本人が書いているようであり、内容も悪くはなかった。なにしろ、風景や人に向かう姿勢が素直で真っ直ぐなのだ。ただし、それを文章にするには、言葉と表現力が残念ながら追いつかないのだが。自分自身は語れるのだが、他者が浮かび上がってこないのだ。しかし、チリ紀行は稀少でもあり、この人の新鮮な目で語る姿勢はよかった。

2015/03/12

秋 眉雄

世界は広いのだということを、世界に出ていって実感として受け止める。美しいものを美しいと、厳しいものを厳しいと、ありがたいものをありがたいと、それを素直に書き記そうとする。すごく真面目なちゃんとした女性だなぁと思いました。感じイイよね。でも自身が撮ったたくさんの素朴でイイ写真、もっと大きく載せたらよかったのになぁ。どれも小さすぎて勿体ないよ。

2016/10/13

sattin

山口さんの本2冊目。あまりメジャーでないチリという土地がとてもわかりやすく書かれていた。写真も多いし、雰囲気がよくわかりました。

2015/11/19

西夏

旅行本が好きだ。忙しかったり、お金がなかったり、色々な理由で自分の好きなタイミングで旅行に行けないことがある。それに、なんかちょっと遠くに行きたいような日もある。そんな時、満員電車の中だろうとふと遠くに行けるからだ。本書で訪れたのは、南米。私にとって未踏の地。著者の語り口はどこかポエムチックで馴染めない部分もあるけれど、私に南米の風や太陽の暖かさ、凸凹な道を感じさせてくれた。写真がきれい。

2020/02/18

一彩

「ひとつの素材を与えられた時,あらゆる角度で究極の味探しに挑戦するのは,日本人ならではの財産・・・・・・」だから,日本の各国の料理は美味・・・日本人好みなのね。

2013/08/07

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