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野に咲け、あざみ

野に咲け、あざみ

野に咲け、あざみ

作家
芦原すなお
出版社
作品社
発売日
2008-10-09
ISBN
9784861822131
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野に咲け、あざみ / 感想・レビュー

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ばっか殿すん

私の尊敬すべき芦原すなお先生のお母様を題材にしたお話。。戦争の時代前後を女性として力強く生きた母君もやはり尊敬すべきお方でした。。まさに女傑と呼ぶにふさわしい!あざみの花言葉は「独立」

2014/01/22

ゆみねこ

作者のお母さまをモデルに描かれた教育者の一代記。四国は香川の地で生まれ、没落した旧家の一人娘律子が当時の閉塞的な農村生活の中で、女性教育者として妻として母として奮闘する姿を、その三男である作者の暖かな筆致で表している。新聞の連載小説だったということで、これは連載中に評判を呼んだだろうと思った。新体操の草創期から指導されて来た主人公。とても興味深く楽しい本。読書メーター登録前に何冊か読んでいた作者の作品に久しぶりに出会えてよかった。

2011/10/03

スエ

序盤はどうにもだるくてこりゃ失敗作かなーと思ったが、主人公の律子が学校に通い出してから、物語がぐんぐん加速していく。芦原すなお氏の母親をモデルにした一代記。作者の尊敬の念が文章のそこかしこににじみ出ているのも微笑ましく、実際教育者として、母親として、立派な人物だったのだなぁと。これが作者のルーツであったかとしみじみ読了でした。

2015/03/30

だまん

とてつもなく、まっすぐな、母への愛と尊敬を感じた。これ、端的にいうと著者が老練だからこそ書けるのだと思う。この人なぜかあまり有名ではないけど、実はやはりとてつもない巧者だと思った。

2008/11/13

ちゃーりー

大正時代、四国に生まれた一人の女性(著者の母親)の一代記、新聞小説らしく地方色、時代色豊かな話です。自分の道を全力で進んだ主人公と周りの人々を、面白おかしく語った話、楽しく読了。

2018/07/26

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