KADOKAWA Group

Facebook Twitter LINE はてブ Instagram Pinterest

「炭素会計」入門 (新書y 193)

「炭素会計」入門 (新書y 193)

「炭素会計」入門 (新書y 193)

作家
橋爪大三郎
出版社
洋泉社
発売日
2008-05-01
ISBN
9784862482600
amazonで購入する

「炭素会計」入門 (新書y 193) / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

hikko

低炭素社会を迎えるに社会がどう変化していくべきかがつかめる入門書。若干理想論に聞こえる部分もあるが。低炭素化は間違いなく21世紀の重要なキーワード。門外漢であれ、ある程度のことは知る義務があると感じさせてくれた本。

2010/09/01

Naota_t

抑々、「炭素税」に関して、まずその炭酸ガスの排出量をどう計測するんだろう。全く現実性がないし、税務署もそんなもん監査できないでしょ。 著者は、その炭素税を減らすため、炭酸ガスを出さないようになるし、地球温暖化阻止に超いいじゃん!とか言ってるけれど、税金っていうのは「広く」「公平に」課すもので、全然その理にかなっていない。 税金はいやいや払うものではないし、元々節税させる目的で税金を課すというのも意味不明、何が「切り札」で「ビジネスチャンス」やねん。

2012/06/15

p31xxx

京都議定書の発効で行われる排出量取引を切り口に、「炭素会計」というシステムを用いて低炭素社会を実現しよう、という今後日本の取るべき政策を紹介する書である。初版は2008年、後発する日本の環境政策を占う一般向けの啓蒙的な本で、知名度の低いこの名称で売りだしたのが惜しいと思う。それと、炭素会計の経済モデルを補完するべき社会認識への言及について、部分的に論理の飛躍を感じた。

2011/08/25

感想・レビューをもっと見る