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いまのわたしにできること

いまのわたしにできること

いまのわたしにできること

作家
リサ・パップ
菊田まりこ
出版社
WAVE出版
発売日
2019-03-21
ISBN
9784866211862
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ジャンル

いまのわたしにできること / 感想・レビュー

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ままこ

シェルターのことを知ったマディ。“いまの わたしにできること”を自分なりに考えた優しい思いやりのあるアイデア。心からの「だいすき」ひしひしと伝わってくるマディとスターが寄り添う姿がとても微笑ましい。いつも一緒のうさぎのぬいぐるみも可愛かったな。チップも幸せになって良かったね。絵も物語も心温まる素敵な作品。「1番大切なことは、ずっと大好きでいること」テンプルさんの言葉が心に響く。

2019/07/27

ぶち

マディがボニーの子をもらうことになりました。命をあずかって育てることの責任について考えるようになりました。人から捨てられて居場所を失った小さな動物たちがたくさんいることも知りました。今度は自分がその小さな命たちに向きあい、寄り添おうとします。まだ子供ですからたいしたことはできません。それでも、自分にできることを一生懸命考え、行動をおこすマディの優しさ、たくましさに脱帽です。自分より弱い存在に手をさしのべることは、この世界で生きていく上でとても大切なこと。それが当たり前にできる社会であって欲しいものです。

2023/06/17

ぶんこ

小さい女の子でも出来ること。マディは図書館犬のボニーの子スターと暮らせることになりました。スターを連れ帰る時にテンプルさんが「いちばん、だいじなことはね、ずっと だいすきでいること」と言った言葉がズシンと胸に響きました。犬や猫を飼っている人は、いろんな場面で「○○ちゃん、可愛いね、大好き」と年中言ってますね。責任を持って生涯大事に育てる。そしてお互いに愛をもらう。シェルターにいる動物たちにも、そんな家族ができるといいですね。マディが、自分にできることはと考えて行動にうつしているのが素晴らしい。

2020/07/02

♪みどりpiyopiyo♪

あの子たちをしあわせにしてあげられるのかな? ちいさなマディは、ちいさな命のために、いっしょうけんめい考えました… ■優しい物語を読みました。『わたしのそばできいていて』のマディと、マディの勇気に寄り添ってくれた図書館犬のボニーに また会えた♪ ■じぶんより弱くて小さな命のために、わたしにも なにかできることがあるのかな? 命をあずかって育てることの責任について考えるマディ。一歩一歩 自分で考え育っていく事の尊さ。マディ、ゆっくり大きくなってね。( ' ᵕ ' ) (2019年)

2019/08/31

k sato

動物のために誰でもできる一番のことは、その動物を好きでいること。少女マディは仔犬を飼うことになり、甲斐甲斐しくお世話をします。マディは仔犬の母犬がシェルターから来たことを知り、保護されている動物のために自分にできることはないかと考えます。そこで、動物たちに本を読み聞かせることにしました。街の人にも声をかけ、ボランティアを募ったのですが・・・続きは読んでのお楽しみ!動物の保護活動は、金銭だけで解決できるわけではないのです。動物たちに接することや好きだと表現することも活動の一環なのだと教えてもらいました。

2023/09/18

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