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それからの彼女 Un an après

それからの彼女 Un an après

それからの彼女 Un an après

作家
アンヌ・ヴィアゼムスキー
原正人
真魚八重子
出版社
DU BOOKS
発売日
2018-06-15
ISBN
9784866470511
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それからの彼女 Un an après / 感想・レビュー

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どんぐり

ヌーヴェルバーグを代表する映画監督ゴダールの2番目の妻アンヌ・ヴィアゼムスキーの自伝。『彼女のひたむきな12カ月』の続編で、前作と同様にたいへん興味深い。1968年に起きたフランスの「5月革命」に巻き込まれていく20歳のアンヌと17歳年上のゴダール。この年、ゴダールはトリュフォーとともにカンヌ国際映画祭を中止に追い込んだ。フランスはまさに政治の季節だ。新婚間もないアンヌとゴダールの蜜月も波乱の連続。ゴダールのアンヌに対する嫉妬妄想が尋常ではない。アンヌが撮影ロケで家を長期にあけただけでホテルに押しかけ眠剤

2018/08/14

ブラックジャケット

ジャン=リュック・ゴダールの二番目の配偶者。モーリアックの孫娘で銀幕デビュー。20歳の時に17歳年上のゴダールと結婚した。時は1968年の五月革命を迎える。ゴダールは商業映画とは決別、政治と映画を結びつけた難解な作品の時代となる。沸騰する時代を背景に、若いアンヌの愛と芸術が密接にゴダールを結びつきながら展開する。自伝的小説だが実名のまま多彩な人物が交錯する。魅力たっぷりの 青春が輝く。ビートルズやストーンズのエピソードもあり、60年代の若いエネルギーの噴出と、熱く過激な政治の季節がみずみずしく綴られる。

2019/07/28

garth

映画秘宝2018年9月号にて書評。ヴィアゼムスキーの連続テレビ小説、ついに激動の革命へ。

2018/07/13

うさこ

ヴィアゼムスキーは、どんな気持ちでゴダールを見ていたのだろうか、むしろ見ないふりをしながら思いは強かったのではないかと読んで思う。 同性の私が読むと、強がっている気持ちが伝わってくる。 よく、本人が言ったからという事で「真実」と決めつける人がいる。「その時」なら完璧かもしれない。しかし身の回りの作家夫人の雑誌での「間違い」や某氏が昔ラジオで言っていたことと歳をとって聞かれて答えていたことの間違いなど知っている。記憶はその人の望む方へ向かうことも逆もあるのだ。 それでも本人の書いたものを読むのは好きだ。

2020/09/29

s

読みやすく面白く、ゴダールの面倒さが見える。賢く綺麗な女性で、興味が湧きました。

2018/07/22

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